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兄弟そろって正義感が強い子供たち

幼稚園から帰って来た弟君。

弟くん 「今日いじわるしてる子がいて注意したんだよ」

母 「そうなの?どんな意地悪してたの?」

弟君 「3人の子が一人の子をいじめてた。ぶつかってないのにわざと転んで、『ぶつかるなよ!いって~』とか言って、他の子が『いけないんだ~』とか言ってた。だから、『意地悪しちゃいけないんだよ!』って言った」

母 「そうなんだ。えらいね!そしたらやめたの?」

弟君 「やめなかった。『ぶつかってきて転ばせたって先生に言ってやろ~』って言ってたから、『嘘ついちゃいけないんだよ!先生に言うから!』って言った。それで3人が先生に怒られた」

母 「先生に言ったの?」

弟君 「うん」

母 「えらいねえ。いじめられてる子助けてあげたんだね。小さい子?」

弟くん 「同じクラスの子だけど小さい子。ぼくは大きいからいじめられない」

ふだん大人しいし、けんかしたりしないし、嫌なことをされてもやり返さず静かに先生に言いに行くだけだけど、他の子がいじめられてるとちゃんといじめてる子に言えるんだなあ。

驚いた。

お兄ちゃんそっくりだ。

お兄ちゃんは手が出るし、本人自体も嫌がらせされたりするけど(苦笑)

それにしても、幼稚園の年長さんで、そんな陰険な嫌がらせする子たちがいるんだなあ。

誰も見てなくて、ほんとに三人で「あの子がわざとぶつかってきて転びました」とかって言ったら先生は信じてしまいそうだ。

見て見ぬふりをしなかった弟くんはえらい!

弟君も蹴られたらしいけど、やり返しはしなかったみたい。

そして長男は。

長男 「今日またすごいムカついたんだよ!」

母 「どうしたの?」

長男 「俺は順番で借りてブランコ乗ってたら、乗ってる二年生にR(四年)が『貸せよ!』って無理やり取ろうとしたから、『やめろよ!』って言ったら、全然関係ないT(四年)が、『なんでお前が乗ってるのにRは乗っちゃダメなんだよ』って意味不明なこといって胸ぐらつかんで首絞めてきた。」

母 『それは意味分からないね。(長男)は無理やりとったわけじゃなくて順番で使ってるんだから、使ってたっておかしくないよね。それで?」

長男 「おりた」

母 「なんでおりたの?貸しちゃったわけ?」

長男 「貸してはいないよ!『なんでお前だけ乗ってるんだ!』って言ったからとおりた。『やるのか!?』って言ってきたから『やらない』って言った。そしたらちょうどもう一か所の子が降りてRが乗ったら、『じゃあ(長男)も乗っていい』って言われてまた座った」

母 「・・・(^^;)。そこは降りる必要ないでしょ。悪いことしてないんだから。でも二年生助けてあげたのはえらいね」

長男 「うん、意味わかんないこというよね」

若干微妙な対応だけど、二年生を助けようとしたのはえらい!

助けるけれども自分が暴力振るわれるのは嫌だから、上手くかわそうとしてるのかな。

旦那から言わせるとケンカしたくないから言うこと聞くなんて情けないっていうけど、無理やり取られようとしてる二年生を見て見ぬふりせずにちゃんと同級生を注意してるんだから、情けないことはない。

そのあとの対応は、ほんとは言われた通りブランコから降りるのではなくて、俺は降りる必要がないってのを上手く説明して言い返せればよかったけど、ことを荒立てたくなくてとりあえず降りてトラブルをさけたのだから、それはそれで長男の成長じゃないかと思う。

ちょっと前だったら普通に言い合いになって、手が出て、ケンカしてたからね。

兄弟そろってなかなか正義感が強い。

タイプは全然違うのにね。

そのせいで自分がいじめられたりすることになければいいけれども・・・。