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非力な癖にケンカっぱやい長男と気が優しくて力持ちな弟君

幼稚園に向かう車の中、お兄ちゃんは意地悪するから嫌だという話をしていた。

弟君 「僕がおにいちゃんがよかった・・・」

以前から、お兄ちゃんが嫌がらせしたり意地悪したりするため、自分がおにいちゃんだったらよかったといっていた弟君。

母 「そうだねえ。でもお兄ちゃんがいると楽しいでしょ?いつも遊んでもらってるじゃん。お兄ちゃんが(弟くん)くらいの時は、お兄ちゃんもいないし遊んでくれる人とかいなかったよ」

弟君  「でもお母さんがいるじゃん」

母  「おかあさんはそんないつも遊ばないよ」

弟君 「・・・」

母 「小学生になったら、意地悪い子とかもいるから、お兄ちゃんに意地悪されてれば慣れて気にならないかもよ?」

弟君 「僕腕ずもうで一番強いんだよ」

強いから大丈夫という意味なのか、いきなり腕相撲が強いという話をしてきた。

母 「幼稚園でやったの? 」

弟君 「うん」

母 「いつやったの? 」

弟君 「昨日やった。最初に前の子とやって、勝った子同士でやって・・・。で、最後にSくんとやって勝った」

母  「すごいねえ。Sくんに負けそうだった?それとも簡単に勝っちゃった?」

弟君 「Sくんすごく強くて負けそうだった」

運動神経がよくて力も強い弟君。

家でお兄ちゃんと腕相撲した時も勝っていた。

クラスで一番になるってことはやっぱり強いんだなあ。

母 「ねえ、お友達とケンカする時って叩き合ったりすることあるの?」

弟君 「ない。口で言うだけ。言っても聞かなかったら先生に言う」

ふだんから全くというほどケンカをしない弟君。

正義感は強くていじめている子に注意することはあるが、手を出したり自分のことでものすごく怒ったりすることはない。

冷静に先生に言ったりする。

気は優しくて力持ちというのはまさに弟君のことだ。

長男は運動が苦手で力は弱い。

身体能力が低いのもあってケンカも弱い。

そのくせ血の気が多くてすぐにケンカをして手が出て暴力をふるっていた(最近は落ち着いてきた)。

弱い犬ほどよく吠えるっていう感じなのか?

弟君は気が弱いところがあって、「遊びにいれてあげない!」などと言われると何も言えずに悲しそうにぐっとこらえていたりする。

お迎えに行った時になんか様子が変なので「どうしたの? 」と聞いてもなかなか言わず、ぽろっと落ちた涙をぬぐっていたりする。

長男であれば、悲しむのではなく怒りそうな感じだが、意地悪されてもだまってしまう弟君は学校に行った時ちょっと心配だと思っていた。

でも力が強いなら暴力的な嫌がらせには、いざとなったら対抗できるかな?

長男と違って目立つ感じでもうっとうしい感じでもないので、上級生から目を付けられるようなことはないと思うが、「あの長男の弟」というだけで若干何かされたりしないかちょっと心配・・・。

でも、長男自身が弟に嫌がらせをしないかが一番心配だ。

昨日の帰りも・・・

駐車場に車を停めた後、弟君が先に玄関まで到着してドアの前に立った。

するとあとから来た長男が、ドアと弟君の間を向くように横に立った。

そこで私がカギを開けるのだが、

まさか割り込んだりしないだろうなあ・・・・。人の気持ちを考えなさいって注意したばっかりだし・・・

と思いつつ黙って鍵を開けると、やはり長男は割り込んで弟より先に入ろうとした。

弟だからする嫌がらせ・・・。

学校に行った時が心配だ。