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成長を感じるお兄さんらしい行動に驚いた

今日は静養中の旦那が学童にお迎えに行った。

漢字のノートを家に忘れたから感じの宿題できなかったと。

ホントかなあ?

長男がスイミングに行っている間、ランドセルを確認するとしっかり漢字ノートが入っていた。

母 「今日漢字ノート忘れたんだって?」

長男 「うん。家に置いてったみたい 」

母 「ほんと?昨日下で漢字ノート見たよね。また二階持ってったの? 」

ランドセルをガサガサみている。

長男 「あった!国語の教科書の間にあった!」

母 「そんなはずないでしょ!さっきお母さんが出してみたんだから!国語の教科書の間になんか入れてないし!いい加減なこというんじゃないの!宿題やりたくないから適当に見てみつからなかったからやらなかったんでしょ!」

長男 「・・・うん。」

全くいい加減な長男。

でもこれはいいとして、今日はとってもすばらしい行動をとった。

6歳の弟と長男をスイミングの前で車から降ろすのだが、そこからは長男に面倒をみてもらっている。

先日は弟君が階段を駆け上がり、転んで脛を打って大泣きした事件があった。

が、今日もまた階段を駆け上がったらしい。

そして上がりきったところで、飛び出してきた3歳の子にぶつかって、その子が吹っ飛んで大泣きしたと。

長男 「スイミングで(弟)が走って階段を上がったら小さい子にぶつかって泣いちゃったんだよ。でも謝らないからオレが謝った」

母 「えらいじゃん!(弟)のことなのに(長男)が謝ったんだ!立派なお兄さんじゃん!」

長男  「更衣室行ってから『ちゃんと謝ってきな 』って言ったのに、それでも行かなかったんだよ」

母 「なんで謝らないの?悪いことしたと思ってないわけ?」

弟 「だって、『大丈夫だよ 』って(その子の)お母さんが言ってたから」

ぶつかった弟君は固まってたらしい。
だから気を使ってその子のお母さんが大丈夫だよって言ってくれたみたいで、そしたら何も言わずにさっさと更衣室の方に逃げて行ったと・・・。

母 「お母さんはあんたが困ってると思ってそう言ってくれただけだよ。ぶつかったのはお母さんじゃなくて泣いてる子でしょ?その子は大丈夫って言ってたの?」

弟君 「・・・ 」

母 「なんで謝らないの?恥ずかしいわけ?」

弟君 「・・・大丈夫って言ったから・・・ 」

トラブルを起こさない弟君はこういうことに全く慣れていない。

きっと驚いてどうしていいか分からなくて困ったのだろう。

そして何か困ったり、恥ずかしかったりするとすぐ黙ってしまうので何も言えず逃げたのだろう。

母 「(長男)はなんて謝ったの?」

長男 「すいません、大丈夫ですか?って」

母 「すごいね!弟のために自分が謝ったんだ!」

長男 「だって(弟)が謝らないから・・・。知らない人には謝るよ。学校のムカつくやつには謝らないけど 」

母 「(苦笑)まあ仲の悪い子にはねえ・・・。でも立派だよ。お母さんすごくうれしい。(長男)がそんなすごいことができるなんでびっくりしたよ」

長男 「へへへ・・・(#^.^#)」

迎えに行ったのは旦那だったが、旦那もうれしくて涙が出そうだったと言っていた。

私も長男の立派な行動に涙が出そうだった。

謝っただけでなく、大丈夫ですか?と気遣う言葉。

そんな行動がとれるようになっていたんだなあ。

驚いた。

トラブルは人一倍場数踏んでるから、こういう行動も冷静にできるのかな(笑)?

でも、自分のことじゃないのに謝るという行動はすごい。

親が自分のために謝っていたりするのを見ているから、家族のために年上の人が謝るのは当たり前って思ってくれたのかな。

夜二段ベッドに入った長男のところに行き、もう一度褒めた。

頭をたくさんいい子いい子してなでてあげた。

下の段にいた弟君が何してるの~?っと言ってきたので、

母 「お兄ちゃんが立派だったから褒めてあげてるんだよ。(弟)も次は失敗しないようにがんばろうね。悪いことしちゃったらちゃんと謝るんだよ」

弟くん 「うん。恥ずかしかった・・・。自分より小さい子だったから・・・ 」

母 「自分より小さい子に謝るのが恥ずかしかったの?」

弟くん 「うん 」

母 「自分より小さくてもちゃんと謝らないとね。あまり謝るの慣れていないだろうけど、次は頑張って!」

弟君 「うん 」

母  「(長男)はまあ、トラブルのたびに謝ってるから慣れてるよね(笑)」

長男  「ははは・・・(笑)」

ふだん問題を起こさない弟君は幼稚園などで謝ることもほとんどない。

家では母に怒られて謝ったり、母に言われてお兄ちゃんに謝ったりすることはあるけど、年下や同級生に謝るような場面はほぼない。

ちょっと抵抗があったんだろうなあ。

でもまあお兄ちゃんがいい見本を見せてくれてよかった。

ほんとにうれしい出来事だった。