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弟のいびきがうるさいから寝れないと泣く 音に敏感

今日の宿題は日本地図を暗記することだった。

東北地方と関東地方の県の位置と名前と特産物。

長男 「一個も覚えてないよ。みんなほとんどできてたのに俺は一個も書けなかった」

母 「テストしたの?みんな覚えてるんだ」

長男 「うん」

母  「まあ覚えようと思えば覚えられるんだからやればいいんだよ」

長男 「無理だし~ 覚えられないから~」

母 「やる前に無理とか言わないでくれる?ゲームのこととか虫のこととかは難しいこと覚えてるんだから覚えられないことないでしょ」

長男  「そういうのは覚えられるんだけどこういうのは無理なんだよね~ 」

母 「もういいから二階に行ってやってくれる(-_-メ)?明日またテストするならやるしかないでしょ?」

二階に上がり、とりあえず地図をみながら紙だけ埋めてきた。

長男 「できた!」

母 「覚えたの? 」

長男 「まだ覚えてない。とりあえず全部書いた」

テストの直しなのか、空欄を全部埋めて満足しているよう。

長男 「どうやって覚えればいいわけ~ 覚えられないんだけど」

母 「一つずつここは何県で特産物は何って覚えてけばいいんだよ」

仕方ないので一緒に付き合って、記憶に残るように無理やり特産物をこじつけたりした。

そしてトイレに貼るようにパソコンで分かりやすそうなA3の地図をプリントアウトして、長男に特産物を言わせながら私が書いて行った。

そのあと、自分で覚えるようにA4サイズのも印刷して、A3のをみながら特産物を自分で書かせた。

もともと記憶力が悪いわけではないので、口頭でクイズのようにやったりしながらなんとかだいぶ覚えられた。

長男 「これでバカにされなくてすむ」

母 「バカにされるんだ(^_^;) 覚えられてよかったね。もともと記憶力悪いわけではないんだからやれば覚えられるんだよ」

長男 「楽しくなってきたからね。楽しくないと覚えられないんだよね」

とりあえず覚えられたようなのでよかった。

寝る時間になったので、まあまあ覚えて満足してした状態で二階に上がって行った。

長男 「おやすみ~♪ 明日の休み時間にもう少し頑張ろう」

母  「おやすみ!」

そしてしばらくすると泣きながら降りてきた。

長男 「うっ うっ うっ(T_T)」

母 「どうしたの!?」

長男  「(弟)のいびきがうるさくて寝れない。耳栓してても布団かぶっても聞こえてきて寝れない(>_<)」

母  「そんなことないでしょ。そんな慌てて寝なくてもまだ時間早いし、眠くなれば多少うるさくても寝れるから大丈夫だよ」

以前から弟のいびきがうるさいと言っていて毎日大きめの音で音楽をかけて、耳栓も使っている。

以前、弟に「いびきうるさいと殴るからな 」と脅していて怒ったこともあった。

でも泣くほどってどんだけうるさいんだか・・・。

長男 「うわ~ん、うわ~ん(>o<) 眠れないしイライラするし(>o<) 」

いつも私が寝る前に部屋をのぞくがそんないびきはかいてない。

とりあえず見に行ってみた。

多少いびきはかいているが、そんなに大きな音ではない。

こんなくらいの音が泣くほど気になるのか?

自分は無駄に音を出したりして周りに迷惑をかけたりするくせに、人の出す音などには非常に敏感。

お祭りの太鼓の音や音楽会での大太鼓の音なども気持ち悪くなると言ってすごく嫌がっていた。

ADHDなどの障害は聴覚過敏があるというけれど、やっぱりそれなのか?

母 「いつも夜寝る時にのぞいた時はいびきかいてないから、ぐっすり寝ればいびき落ち着くかも知れないからとりあえず音楽大きくして寝な。せっかく起きてるなら日本地図のこと考えてみたら?」

30分くらいしてそ~っと見に行くと寝ているっぽかった。

匂いにもものすごく敏感で料理の匂いで夕飯をすぐ当てる。

調理する前の材料の匂いも分かって、「今日の夕飯〇〇でしょ? 」と言って来たり。

アレルギー性鼻炎でよく鼻をかんでいるにもかかわらず、なぜか匂いがよく分かる。

いい匂いとかは過敏でもいいんだろうけどね。

いびきはどうしようもないし、困ったねえ。

ちょっとかわいそうだけど、ふだんは自分もそうとう騒がしくてうっとうしくて周りに迷惑をかけてるくせに~って思ってしまう。

でも本人はいろいろ大変な思いしてるんだろうなあ。

私たちの感覚とは違うかも知れないから少し気を付けてあげないとかなあ。