昨日から熱が出ている弟君。
お兄ちゃんの風邪がうつったかな?
今日は微熱に下がったが、まだ喉が痛いし体がだるいというので幼稚園はお休みした。
ミニ音楽会だったのに残念。
リビングに布団を敷いてごろんとしている。
そんな弟君、休んだわりには元気。
弟君 「中学生になったらお金もらえるの?」
母 「おこずかいってこと?お利口さんだったらあげるよ」
弟君 「やった~!お利口さんにする」
母 「でもおこずかいあげるってことはおやつとかもそれで買うんだよ。自分で考えて使わないとすぐなくなっちゃうからね」
弟君 「僕大きくなったらスイカ屋さんになる(^^)」
話が変わって、なぜかいきなりスイカ屋さんになると言い出した。
母 「そうなの?スイカ好きだからいいね。なんでいきなりスイカ屋さんなの?こないだスパゲッティ屋さんって言ってなかった?」
弟君 「お兄ちゃんの本に『スイカ屋さんにだってなれる』って書いてあったから。お誕生日の本のお母さんが読んでたやつに」
母 「ああ、お誕生日にあげた絵本ね。あのあと見せてもらったの?」
弟君 「ううん、お誕生日に読んでた時に聞いてた。なんにでなれるって。お金ためてスイカ屋さんになる!」
ああ、それでお小遣いをもらえるか聞いていたんだ。
将来の夢のためにおこづかいをためようと今から思うとは驚きだ(=゚ω゚)
その本はお兄ちゃんの10才のお誕生日にあげた、「〇〇(名前)のみらい」という名入れができるオリジナル絵本のこと。
長男にあげた時に一度読んであげて、その時に弟くんも見ていた。
でももらった本人は内容がよくわからないと言っていた。
『みらいのことを毎日考え続けました。、大きくなったら〇〇しているぼく、〇〇しているぼく、〇〇しているぼく、〇〇しているぼく、・・・・・』と想像している未来の内容が絵付きで長く羅列してあったり、
『もっとたくさんの明日がやってきたら、〇〇や、〇〇や、〇〇にも、〇〇にも・・・・・』などと、将来の夢の部分(〇〇)が絵付きで4ページにもわたって羅列してあったりするので、具体的な内容の〇〇が結局なんのことを言ってたのかがよく分からなくなってしまったようだった。
そのため、その時に長男に解説したが、長男はあまり反応がなかった。
でもその本を横で静かにみていた6歳の弟くんの心には届いていた様子。
なんにでもなれると出てきた将来の夢の中の一つ「おおきくてあまいスイカをごろんごろん作る人や、」というのがあった。
そのことが頭に残っていて、10日くらい過ぎた今ごろ、本に書いてあったスイカ屋さんになると言い出したのだ。
ずっと考えていたのかな?
この本の主人公は幼稚園か小学生低学年くらいに見えるから、そのくらいの子でもわかるようにできてるはずなのに難しいのかなあと思ってたけど、やっぱりわかる子には分かるんだなあ。
やっぱり長男の読解能力がちょっとアレなのか(^^;)?
弟君がまた見たいというので長男の机に取りに行くとまだラッピング袋に入ったまま本棚にさしてあった。
やっぱり興味なしで見てないか・・・。
弟君に渡すと、ひらがなを目でおいながら一生懸命読んでいた。
キミの未来は無限大に広がってるんだよ~っていうとってもいい本なんだけどねえ。
まあ、長男もいつかわかってくれるかな。
弟君にはいつも驚かさせる。
いつも長男を基準にしてしまっているので、弟君はこんなことも把握してるんだみたいな。
習い事の日をわかっていたり、他の人の誕生日を覚えていたり、クリスマスがいつかわかっていたり、こないだガソリンを入れた日がお兄ちゃんの誕生日の日だったと覚えていたり、お正月に鏡餅を置くことも知っていて絵を描いたりしていた。
当たり前なのかも知れないけど、長男はその日その日のことした考えていないので、一週間の自分の予定はおろか、人の誕生日なんて把握してない。
自分の誕生日だって意識して覚えたのは3年生くらいじゃないか?
曜日もあまり意識してないため、学校の準備をする時もいつも「今日何日だっけ?何曜日だっけ?」と聞いて来たりする。
長男が気にしなさすぎなのか弟君が細かすぎなのかは分からないけど、同じように育てていても全然違うことに驚く。
長男があまり本に興味を持ってくれてなかったみたいだけど、弟くんが楽しんでくれているようなのでよかった。
長男の夢はたくさん持ってるんだよね。
昆虫博士とか発掘する人とか。
でも最近はないとかいうんだよね。
無理だろうとか思っちゃってるのかなあ。
夢は大きく持ってほしいね。