5年生になり弟とともに学童に通っている長男。
長男 「今日ちょっとケンカしちゃった・・・」
母 「どんな?」
長男 「T(4年生)と一緒に遊んでたんだけど、K(3年生)がなんかイライラしてたから、Tが『どうしたの?』って聞いてあげたのに、KがいきなりTのこと殴ったから頭にきて俺がKのこと叩いちゃった」
母 「それでKくんはどうしたの?」
長男 「泣いた」
母 「泣くほど強く叩いたの?」
長男 「KがTを叩いたのと同じくらいの強さで叩いたんだけど、そんなに強くはないと思うんだけど・・・」
母 「Kくん3年生だよね?だいたいあんたは関係ないんだから叩いたらおかしいでしょ。注意するなら口でいいなよ」
長男 「だってせっかくTが『どうしたの?』って言ってあげてるのに、いきなり殴ってて腹立ったから」
母 「まあKくんがおかしいけどね。で、どうしたの?」
長男 「先生に怒られて謝った。KくんはTくんに謝ったの?Tはお母さんがお迎えに来て帰っちゃったから話に入ってない」
母 「そうなんだ。とにかくそういう時は口で注意しな!特に年下なんだし」
長男 「うん・・・。」
自分の友達がいきなり殴られて腹を立てて殴ったという・・・。
いくら相手が悪くても3年生にいきなり殴るのはまずいから・・・。
その子は昔の長男みたいな感じで感情的に動くから以前からイラついていたらしいけど、このタイミングで手を上げるのはまずいだろ・・・。
自分にやられた時は我慢できてたのにねえ。
まあ、自分にやられたときにやって、人がやられてるのを見過ごしてるよりかはいいけど。
弟君 「僕も喧嘩した!」
母 「何をけんかしたの!?」
なんかいいことしたみたいに話す弟君・・・。
弟君 「兄ちゃんも一緒にケンカした!」
母 「(長男)も?」
長男 「え?けんか?してないと思うけど」
弟君 「ゼリーのカップを口にくわえて飛ばしてきてた時ケンカしたじゃん!」
長男 「ああ、あれケンカじゃなくてふざけてただけだよ」
長男はおふざけだと思ってることを、弟君は嫌がらせされたと思って本気で怒ってた様子。
母 「(弟くん)は飛ばしてこられてどうしたの?」
弟君 「やめろ!って言った!」
母 「叩いたりは?」
弟君 「してない」
母 「そっか。それはケンカじゃないね。注意したっていうんだよ。そういう変なことしてくる子がいたらそうやって口で注意すればいいね」
弟君 「ゼリーのカップとかゼリーの蓋とか飛ばしてたんだよ」
母 「うん。でも『ぼくもけんかした!』ってえらそうに言ってたけど、いいことじゃないからね?『けんかしちゃった~』なら分かるけど。けんかはしない方がいいんだよ?」
いつもケンカしてる長男をみているせいか、悪い子にはガツッと言ってけんかするのがかっこいいと思い始めた様子・・・。
先日初めてケンカしたとき(3/25の日記)に、
「すごいキックだね!言ってもダメでしつこい子にはやり返さないといじめられちゃうからね。これなら小学校行ってもいじめられたりしないから大丈夫かな?」
って言ったのがまずかったかなあ。
上にとんでもないお手本もいるし・・・。
ふだんおとなしい弟君だけど、力は長男よりあるからケンカしたら危険。
でも長男と違ってよほど何かしなければ自分から手を出すことはないと思う。
頼むから同級生の子、弟君にちょっかい出さないでくれよぉ~?