今日の宿題はパワーアッププリント。
掛け算20問のプリントだ。
裏に書いてある答えを見て親が丸付けをするのだがなんか違和感が・・・。
紙はぐしゃぐしゃだけど数字の答えだけがキレイに書いてある。
いつもは、ひっ算をやるような感じで、繰り上がる数字を上に小さく書くのだがそれが書いていない。
とりあえず答え合わせを始めて一問目。
72×4=882
はい、アウト!
裏に書いてあった答えの「72×4=288」を移し間違えたんだねえ。
そのまま子供部屋で30分DSをしている長男のところに行き、まずは自白を迫る。
母 「これちゃんと自分でやった?」
長男 「・・うん。」
母 「ほんとに?」
長男 「うん」
母 「じゃあこれ解いてみて」
宿題の問題の中の難しそうなやつを3問書いて渡した。
見ていると3問中1問はやはり繰り上げする数字を上にちょこんと書いている。
母 「これ繰り上げするの書いてるよね。宿題のは一問も書いてないんだけど。答えみて書いたんじゃないの?正直に言ってごらん」
長男 「この(後ろの)4問だけ分からなかったから見て書いた・・・」
母 「ほんとに後ろの4問だけ?」
長男 「うん・・・」
母 「一問目、882になってるよね。これどうみても288を写し間違えてるよね?」
長男 「前の2問も写した・・・」
母 「前と後ろだけ写したっておかしいでしょ。全部写したんでしょ?」
長男 「・・・うん」
気まずそうに苦笑いしている。
母 「なんでそんなことするわけ?自分の勉強のためにやってるんだから写してたら意味ないよ?パワーアッププリントって書いてあるじゃん。パワーアップするためにやってるんでしょ。なんで?」
長男 「時間がかかるから・・・」
母 「時間がかかるからってそんなことしたら意味ないでしょ。全部消してやり直しなさい」
長男 「明日じゃダメ?」
母 「ダメに決まってるでしょ!」
やり直すと全然時間がかからずあっと言う間に終わった。
3問間違えていたが。
母 「時間かからずにできるじゃん。今度からちゃんとやりなさいよ」
長男 「うん」
母 「お母さんに『これ自分でやったの?』って言われてどう思った?」
長男 「ドキドキした」
母 「そういうの嫌でしょ?悪いことすると分かるんだからね。そういうことやめなね。信用してもらえなくなるよ」
長男 「分かった。あ~!(DSの残り時間)あと1分だ。2分プラスしていい?」
母 「いいわけないでしょ!あんたがちゃんとやらなかったからDSの時間に宿題をやり直すはめになったんでしょ!」
答えを見て書いたりするのは小学生ならみんなやりそうなもんだが、まだまだ甘いな。
写し間違えたり、ふだん間違えるのに全問正解で書こうとしたり、いつもは繰り上げの数字を書くのに書かなかったり。
バレバレだから。
利口過ぎてばれないようにやってしまうのも怖いけど・・・。
長男はやっぱり単純で分かりやすい。