もうすぐ音楽会。
大太鼓をやりたい弟君。
先日、
弟君 「みんなピアニカひけるのに僕だけひけない」
母 「ええ?みんなできるの?じゃあ練習しないと!大太鼓やりたいんだよね?ピアニカできた子の中から決めるから、やっておかないとなれないよ」
弟君 「練習する!」
楽譜を見てひき始めるが、確かにひけない・・・。
なぜひけないかと言うと、音符についている指の番号をきっちり守ってひこうとするため、違う指で鍵盤を押しちゃったら正しい指で引き直したりで全然進まない。
母 「ひけてればいいんだから、少しくらい違ってもいいんじゃないの?」
弟君 「先生がこの指でひくって言った」
母 「先生指までみるの?」
弟君 「みる」
指まで見るのかあ。
先生ほんとにそこまで見るのかなあ。
指がけっこう難しい。
こんな難しいのをみんなほんとに指まできっちりひけてるのか?
同じ音を続けてひく時に、その次の音をひくために同じ音なのに途中で指を変えたりする。
指を間違えても音は間違っていないんだからごまかしてそのまま進めばいいのに、どうしてもひき直す。
くそ真面目なんだなあ(^^;)
長男の時はまず指は守らない。
何度も言うと泣いた。
でも弟君は自分で直すし泣きもしない。
長男はなんとなくひけたら、「できた~!」と言って終わりにしようとしてたが、弟君はできたらさらに次に進もうとする。
まだやらなくていいところまで練習しようとする。
できることがすごくうれしいらしい。
兄弟でも全然違う。
そして昨日、テストがあったらしい。
先生にクラスで一番うまいと言われたと。
おお!頑張ったかいがあった。
まだすらすらひけていなかったけど、それでも一番うまかったのかな?
ひいてみてもらうと、もうすらすらひけていた。
しかも、間を空けるところは5拍でも8拍でもきっちり空けている。
長男の時はいくら言ってもせっかちだからか間を空けることができず、早くひき始めていた。
のんびり屋の弟君は、慌てることなく空けるところものんびりしっかり頭で数えて空けられるようだ。
これはすごい。
大太鼓はクラスの中で3人希望していたが、ピアニカが一番うまかったのでクラスの代表に選ばれたと。
大太鼓なのにピアニカの出来できまる。
いくらすらすらひけてもリズムが早くなったり空けるところを開けられなかったりしちゃうと全体のリズムがくるってしまってまずいから、リズムがしっかりとれてる弟君が選ばれたのかな?
こののんびりした性格、どうにかならないかと思っていたけど、思わぬところでプラスとなった。
あとは他のクラスの代表の子と一緒にテストして、その中から一人だけ選ばれるらしい。
3クラスあるが、1クラスは大太鼓をやりたい子がいなかったらしく、2人の中の1人に決めるらしい。
選ばれなかったら酷だねえ・・・。
まあそうなったらそうなったで仕方ないけどね。
でももし選ばれたら絶対休めない。
体調を崩して大太鼓がいないなんてことになったら大変。
今日大太鼓の楽譜をもらって学校で少しやったようで、こんな風に叩くんだよと教えてくれた。
楽譜を持って帰ってこなかったので分からないが、もう覚えているようで、真剣な顔で頭で数えながら叩いていた。
なんか親も緊張する|д゚)
長男は今年はピアニカらしい。
テンポの速い曲をスラスラ早くひけるのが気持ちいいらしく、自分でピアニカを希望していた。
どうなるかなあ。