今日は学校で個人面談があった。
まずは弟君。
弟君はべた褒めされた。
先生 「もうほんとに(弟君)のおかげで授業がスムーズに進むというか、次に進むのにちょうどいい意見をパッと言ってくれるんですよね。クラスを引っ張ってくれている感じで」
授業参観の時も思ったが、先生が言いたいことをパッという弟君。
どうやら国語が得意で、人の心情や問題となるところなどを見極めるのが早い。
「はい!」と大きな声で手を上げて、いざさされるとものすごく小さな声で全然聞こえなかったが、手を上げたわけではなく勝手に意見をいう時は割と大きな声でよく気づいたなと思うような適格なコメントをしていた。
手をあげないでパッと言ってしまうのがいいのか悪いのかは微妙だが、先生はそれをいい方向にとってくれているようだ。
弟君 「手を上げてもなかなかさしてくれないと下げる」
授業参観の時もみていて思ったが、一番に手を上げていてもなかなか先生はささない。
大勢あげるまでず~っと見ていて、違う子をさしたりする。
たぶんその前に弟君をさしたりしていて、めったに上げない子があげたらそっちの子をさそうとしているのだと思う。
そんなときに弟君は「ハイ、ハイ、ハイ!」とかうるさくしたりせず、すっと手を下げる様子。
そんな感じなので先生からしてもあまり悪いイメージはないのかもしれない。
勉強もできるが、スポーツテストの評価もAだった。
Aは珍しいらしい。
弟君、ケンカもしなくて優しいし、勉強もできてスポーツもできて、優等生じゃないかい!
家だとノロノロしてすぐに動きがフリーズするし、それで毎日毎日声掛けが必要だけど、学校では割としっかりしてるんだなあ。
確かに工作などのんびりしているようだが、他にもそういう子がたくさんいるのでずば抜けて遅いというわけではないらしい。
お兄ちゃんやばいぞ・・・。
優秀な弟がいるとお兄ちゃんがつらい立場になるのでは(;・∀・)
次に長男の個人面談だった。
まずは先生の方から、お母さんの方で何かあればと聞いてきた。
私 「そうですねえ、最近はまあ大丈夫そうですけど、昨日Kくんにドッチボールで仲間外れにされたって言ってましたね。授業参観でやった道徳(仲間外れについてやった)にちょうどKくんが休んでたみたいで」
先生 「そうなんですよ。入れない理由を『うざい』って言って、どこがって聞いたら『なんとなく』とか言ってたので、そんなの理由にならない!って言いましたよ。なんとなく入れないなんておかしいですよね。何か理由があるなら、それを言うことで入れてもらえなかった方もそれを直すってことができますが、理由もないのに入れないなんてありえないですからね」
先生も対応してくれているので大丈夫そうだとは思うが、もしまたあるようなら道徳のおさらいという形でやった方が本人のためにもなるかもと伝えた。
私 「ケンカはしてないでしょうか?」
先生 「ケンカはしてないですね。みてないとこでもあれば(長男)くんからもいってきますし、長男くんに何かあれば周りも言ってきますから(笑)」
確かに。
本人も言うし、何かやっちゃうと周りの子がすぐに先生に報告する。
その報告が入らないということは問題が起きていないんだな。
ケンカがなくなったのはよかった。
ある程度こちらの質問などが終わると、事前に先生が子供に書かせたアンケートをもとに話をすすめた。
先生「休み時間⇒ひま となってるのは気になりますね」
私 「言ってましたね。することがないって。いつも遊んでいるRくんは休み時間は一人でぼうっとして過ごしてるっていってました。他に仲いい子がいないんですかねえ」
先生 「図書館行ったりしてることもよくあるみたいですが、最近ドッチボールはしてないのかなあ」
私 「今回ドッチボールチームを組んでなくて、だからできないって言ってましたよ。以前チームを組んだ子たちが、Kくんがやらないならやらないと言って組まなかったみたいで」
先生 「そうなんですか?ええ?!前回の大会では最後まで残って先生チームと対決したんですよ。今回も挑んでくると思ったのに~。え~じゃあ声かけてみるかな」
クラスで長男も含めて組んでいた最強のチームが、今回の大会では結成されなかったのを先生は知らなかったようだ。
せっかくの強いチームだし、Kくんがやらないからって他の子もやらないんじゃもったいないから声をかけてくれるようだ。
体育委員会が企画している、有志を募ってやってるドッチボール大会。
15人定員でするから、上手くチームを組むのがなかなか難しいらしい。
空いてるところがあったら入ろうと思ったが、もうどこも埋まってたとのこと。
長男が声をかけてみんなを集めるのはちょっと難しいから、先生が上手く盛り上げてくれると助かる。
先生 「でも(長男)くん、グループで話し合いをするときなんかはしっかり意見を言って中心になって話をしてるんですよね」
母 「そうですか。自分でグループを作るのは難しいけど、決められた中でならしゃべれるんでしょうね。」
先生 「ただ、ちょっと自分の意見が強すぎて周りの意見を聞けないことがあるかな。でも僕が『他の子もいい意見言ってるから聞いてごらん』というとちゃんと聞けてるので」
母 「周りの意見を聞けてないんですねえ。分かります。聞くことを忘れてるんでしょうね。助言すればできるんでしょうけどね」
先生 「助言してできれば十分ですよ。言っても聞かない子もいますから(笑) (長男)くんは素直なので、言えばやってくれるので」
自主的にはできていないが、助言すれば素直に聞いてできているのでよいとのこと。
5年生ともなると助言しなくてもちゃんと周りの意見も聞いてできることが望ましいとは思うが、先生がそのように言ってくれるならありがたい。
上手く間に入って長男が暴走し過ぎないように、周りと上手くやっていけるようにみてくれているらしい。
母 「そういえば、連絡帳に書いてあった『他の子が長男を褒めて先生に報告してきた』ってなんだったんですか?」
先生 「そう!それお話ししようと思ってたんですよ。クラスの子が牛乳をこぼしちゃってて、そのあと掃除の時間だったんですが、その牛乳のところをほうきも雑巾もみんな避けて通ってて・・・臭くなるから嫌なんでしょうね、それじゃ掃除の意味がないのに。そこを(長男)くんがすっと拭いてくれたらしいんですよ。それを見ていた子が報告に来てくれて。なかなかいい所って目立たないですが、見てくれてる子もいるんですよね。(長男)くんってけっこう細かい所気づいてくれたりしますよね。そういうところをみんながもっと見てくれるといいんですけどね」
母 「そうなんですか。本人は臭くなるとかなんも考えてないのかも知れないですけどねw」
先生 「本人はいいことしたと思ってやってないから忘れちゃってるかもしれないけど、人がしたがらないことをしてあげるってすばらしいことですよ」
確かにそういうところはある。
それをみていてくれる人がいるのはうれしい。
その他、先生からあまり悪いことは言ってこなかったが、こちらから聞くとちょこちょこでてきた。
母 「最近独り言とか言ってます?おなかすいた~とか」
先生 「ああ、4時間目になるといつも言ってますねw」
母 「そういうのがうざいって言われるんでしょうね。急に大きい声出したりとか」
先生 「大きい声はKくん(うざいって言った子)も出してますから。お前も出してるのに人にうざいっていうなって感じですよね。」
母 「自分もやってる子に限って他人には同じことすると注意するんですよね。(長男)も家ではそうです。自分もやってるのに弟がするときつく注意したり」
先生 「そんなもんですよね。あとテストを返すときに必ず『おれ70点かな~』とかって下げて言って、100点だったりするとニコニコして『100点だった~』とか言ってますね。かわいいですよ。一度下げていうんですよね(笑)」
母 「ハードルを下げて保険かけてるんですね。昔は『俺絶対100点だ~』って言う感じだったんですけど成長したんですかね」
先生 「そうなんですか?今は必ず低めに言ってますよ」
母 「周りの目が気になるようになったんでしょうかね。だったら言わなきゃいいのに」
先生 「言いたいんでしょうね(笑)」
母 「そういうのもうざいって思われるかもしれませんね」
先生 「そうですねえ、そう思う子もいるかも知れないから、うざいって思われるのを気にしているようならちょっと言ってあげるといいかもしれませんね。でもそれをしてても他の子はうざいって思わないわけだから、Kくんだけが気にし過ぎてるんですよ。(長男)くんクラスで嫌われてはいないですからねえ。」
やっぱりちょっとよけいな声を出してしまっていることがあって、それがうざいと思われる原因になっているっぽい。
とてもいい先生なので何か悪い所をいうと必ずフォローしてくれるけど、悪い所は悪いところなので、やっぱり直した方が本人にとってもいい。
あとは座っている時にぐた~っと机にもたれかかって座ってしまって、姿勢が悪いらしい。
家でもだら~と床に崩れていることが多く、体幹筋が弱い感じがする。
先生が声掛けをしていってくれるとのこと。
話しが長くなるかも知れないので最後にしてもらえたらとアンケート用紙に書いておいたら最後にしてくれたが、実際ものすごく長くなって15分のところ1時間半も話していた。
教育相談日に行けばそれくらい話すだろうから先生も長く話すつもりでいてくれたのか、直接長男のことじゃない学校全体のことなんかでも質問するいろいろ教えてくれた。
宿題が最近少ないと思ったが、どうやら習い事があるからできないという親の意見があり、あまり宿題を出せないという。
そういうクレームもあるようだ。
学区外に出ちゃいけないことになっているのかという質問にも、やっぱり家庭それぞれの考え方があるから学校からはダメだとは言えないので決めていないと。
給食も、最初に自分で減らした分以外責任もって全部食べるように言ってるけど、実際残している子もいて、でもそれで食べるように言って吐いちゃったりしても困るし・・・と。
先生も親からの意見などがあるからいろいろ大変だなあというのをなんとなく感じた。
私もあまりいろいろ言わないようにしないとだな・・・。
勉強の方も特にできないということはなく大丈夫とのこと。
とりあえず特に大きな問題はないようでよかった。
だいぶ個人面談が怖いというのもなくなってきた(笑)