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算数の百分率が苦手 ゲームで釣って勉強をさせる

5年生になってからほとんど宿題がない。

先生曰く、宿題を出されてもする時間がないという親がいるからほとんど出さなくなったとのこと。

今まで宿題プリントの丸付けを親がしていたから、どこが苦手か分かった。

でも、最近は宿題もないし、テストもなぜかほとんどないから把握できずにいた。

友達から、「分かんないなら少人数クラスに行けよ」と馬鹿にされたと言っていたから心配していたが、昨日持って帰ってきた算数のテストがひどかった。

表は100点中40点、裏は50点中20点。

いつもこんなにひどくないので、どうやらこの百分率の単元が苦手な様子。

『20人は、8人の何%ですか?』

何コレ?

何がしたいんだ、この問題?

文章がなくいきなりこう言われてもイメージが付きにくい。

とりあえず意味は考えず、公式を使って計算する勉強ということのようだ。

でも長男はその公式を覚えていなかった。

なので、どう解いていいか分からない。

なのでまずは公式を覚えるところから復習。

『割合=比べられる量÷もとにする量』

この公式を図にして覚える。

百分率 割合の公式

家で復習することで、なんとかこの公式の図は覚えた。

テストの問題をパソコンで打ちだしてプリントにし、解いてもらったところ、この公式は分かっても、今度はどれが比べられる量でどれがもとにする量か分からなかった。

今度はどれがどの項目になるかを勉強。

すると、なんとか単純な問題は溶けるようになった。

『160ページの本があります。このうち、60%を読みました。読んだページは何ページですか。』

みたいのは。

でも、計算間違いが多い。

掛け算、割り算がちょっと・・・。

それでも解き方が分かっただけよかったかな。

でも5年生にもなると、さらに難しい応用問題が。

『さとるさんは、3000円の靴を、20%引きの値段で買いました。代金はいくらですか。』

これは長男には難しい。

『さとるさんは、3000円の靴を、80%の値段で買いました。代金はいくらですか。』

という単純な問題なら分かるけど。

どれがもとにする量、比べられる量かを考えて、それをそのまま公式に当てはめて計算してしまう。

3000×0.2=600 600円

ってな感じに。

600円は値引きされる額だから、さらに

3000-600=2400 2400円

とするか、

3000×0.8=2400円

としなければいけないが、なかなか納得できなかった。

でもなんとか納得。

けど、類似の問題をすると、また同じようにそのまま公式に数字を当てはめるだけなので間違える。

公式に当てはめるだけじゃなくて、意味を考えてやらないと、式が二つ必要な物もあるよと何度も教えた。

これは何度もやって慣れるしかないと思い、どうしようかと考えた。

母 「今日は誕生日だからあと30分DSやっていいよ!」

長男 「やった~!」

母 「もし、昨日の算数の復習プリントをもう一回やるならあと30分追加していいよ」

長男 「やる!2枚やったら1時間でいい?」

母 「(。-`ω-) いいよ!」

長男 「やった!やるー!」

ただやりなさいと言っても長男はやると思う。

でもいやいやするので集中力もないし絶対見直しをしたりもしない。

けど、ゲームを長くできるというご褒美があることで、超前向きな長男。

嫌そうな顔をすることなく、集中して問題を解いていた。

同じ問題なのにまだ間違うところもあるけれど、だいぶできた。

おもしろおかしく、「この値段じゃぼったくりじゃない?」とか、「これ割引って書いてあるのに高くなってるけど(笑)?」などと言いながら、間違いを指摘していると、長男も自分で解いた後に、明らかにおかしな数字になってないかを見るようになった。

割り算のところを掛け算にしていたりすると明らかに数がおかしいが、今まではそのまま書いていた。

でも今は、明らかにおかしいと、とりあえず間違いだろと気が付いて、掛け算を割り算にしてみたりする。

とりあえず間違いに気が付くのは進歩した。

でももう一歩!

なんも考えずに掛け算を割り算にするのではなく、どこが間違ってるか考えないと、応用問題では間違える。

4回目くらいになると、そのまま掛け算をして終わりにしようとした割引の問題も、

「あっ!これ割引だからあとから引くやつだ!」

と気が付いて解くことができた。

よかった。

これでなんとか百分率と割合の問題も苦手意識を持たずにできるようになったかな?

社会とかなら将来的に覚えてなくてもよさそうなのもあるけど、割合とかは今後もできていないとまずそうな問題だからねえ。

やっぱり宿題は少し出してほしいし、小テストなどをして持って帰ってきてほしいなあ。

そうしないとどこまで理解しているか把握できない。

算数の図形とかは割と得意な方だったけどやっぱり苦手な物もあるようなので、今後も勉強については注意してみていくようにしよう。

今日で長男は11才。

これからもどんどん成長していってくれるといいなあ。