先月はインフルエンザにかかったりしたこともあって、バスケは休会にして二回とも休んだ。
今日は久しぶりにバスケへ。
先々月は、たまたま嫌な感じの二人と同じチームになってしまい、
『(長男)にはボール渡すのやめようぜ』
などと言われてミニゲーム中にボールを渡してもらえなかった。
なので長男もボールをとってもその二人にはパスしなかったりして、ひどい状態だった。
長男もすごくイライラしていて、楽しくなかったと言っていた。
今日はどうだろう・・・。
終わり30分がミニゲームなのでその時間に見に行くのだが、いつもドキドキする。
真剣な試合中でも、長男は楽しいといつもニコニコしている。
普通、真剣な時はまじめな顔になるんじゃないかと思うが、長男はドッチボール大会の時でもバスケの時でも、試合が楽しいとニコニコ。
周りの子から見たら真面目にやってないんじゃないかと思われるんではないかと心配だが、真面目にやっていてもそういう顔になるようだ。
そしてニコニコしていない時はほぼ間違いなく人間関係に問題が生じている時。
今日は・・・ニコニコしていた。
生き生きと。
見に行ってすぐにシュートを決めた!
するとだいぶ遠い二階席にいる私をみた。
今来たばかりなのに、よく見つけたなあ。
あとで聞いたところ、シュートみてたかなと思って母の方をみたらしい。
バスケがだいぶ上手くなっていた。
特にシュートから外れたボールを取るリバウンドが上手い。
そして、取ってすぐに他の子にパスする。
以前ならもたもたしていたり、慌てて適当に投げて変なとこに行ってしまったりしていたが、今日はどこに仲間がいるかをしっかり確認してそこへ投げている。
一人でボールを持って暴走することもなく、ちゃんとしたチームプレイだ。
他の子がボールを持った時も、いい場所にいてパスしてもらったりしている。
パスしてもらってそのまま進むのが難しい時はさらに他の子にパスしている。
チーム全体でのボール回しが上手くできていた。
周りがしっかり見えているようだ。
今日のチームにも先々月に意地悪をしてきたうちの一人がいたが、もう一人は別のチームだっため、特に嫌がらせはしてこなかった様子。
長男 「今日は楽しかった!自分でシュート決まったのもよかったけど、俺が取ったボールをパスして決めてくれるとすごい気持ちいい!」
母 「スポってシュート入ってたじゃん!すごいね。あと敵のボールをさっと取ってたよね」
長男 「あれね、黒子のバスケ(アニメ)の真似して、後ろからわきの隙間に手を入れてボールを落としたんだよ。それで取れてすぐドリブルしてパスした!気持ちよかった!今度から毎回黒子のバスケみる!」
たまたま旦那が見ていた黒子のバスケを一緒に見てた時にやってた技をやったら上手く言ったらしい。
以前、『みたら?』と言った時には『いいや』と言っていたが、見て勉強して上手くなろうという気になったようだ。
長男が努力して上手くなろうとするのは初めて。
その場が楽しいからやっていたりはするが、それをさらに上達するために努力をするということはまずしない。
長男にとってバスケはあっていたのかも知れない。
このまま続けてくれればいいなあ。
集団で何かをすればいろいろもめ事もあるが、次にどこに動くかを考えたりするチームワークが必要なスポーツをすることは、協調性のない長男にとっていいことのように思う。