長男 「今日ぶりっこのUがすごい腹立つことしたんだよ!」
クラスにものすごくブリッ子な子が一人いるようで、最初からその子のことを見てるだけでイライラすると言っていた。
そのぶりっ子が、今日は直接長男に対して腹を立つことをしたという。
長男 「今日給食の時、みんなの分考えないでそいつがたくさん入れたせいで、後ろに並んでいた人6人くらいに分がなくなったんだよ!おかしくない?」
母 「でもその子だけが多くしたらって、それで6人分がなくなることないでしょ。みんな多くしたんじゃないの?」
長男 「みんな多く入れてたけど、みるからに大量に入れてたのはUだけだよ!『Uたんこれ大好き♪ いっぱい食べちゃお~っと。』とか言っていっぱい入れてるんだよ。ほんとムカつく」
母 「それでどうしたわけ?」
長男 「お前入れすぎだよ!他の人のこと考えろよ!って言った」
母 「言ったらどうしたの?」
長男 「こんな顔(プーとほっぺを膨らましてる)をした(=_=)」
母 「ハハハ(^◇^) それ確かにぶりっ子でムカつくね。それでどうしたわけ?呆れたの?」
長男 「うん。こいつに話しても無駄だと思ってもう無視した」
このUちゃん、誰かが何か言っても、口をプーっと膨らましたかわい子ぶりっ子をして、全く反省していない様子。
長男もこの未知の生物の対応に困るようで、それ以上は何も言わない様子。
その代わりに先生に言って、今度学級会で給食のお代わりについてのルール決めをすることになったという。
このおかわりだが、食べ終わってからではなく、食べ始める前に入れるというもの。
以前は誰でも増やしていいと先生が言っていたようだが、長男の提案で、昨日から少ない人が増やすということになったらしいが、少なくもない人が満タンに増やし、少なかった長男が増やせなかったので、それで話し合いをするということになったらしい。
この先生、以前からおかしいとは思っていたが、さらに変なことを言っているという。
長男 「嫌いな物を減らすのおかしくないですか?しかも好きな物を増やしていいってのは?お腹が一杯になりそうで量が多いから減らすとかなら分かるけど。」
先生 「嫌いな物を減らすのはいいけど、量が多いから減らすのはダメです。嫌い物を減らしたら量が少なくなるんだから、他の物増やしてもいいでしょ」
おいおい、この先生大丈夫か?
嫌いだからって野菜とか減らして、それで少なくなったからって他の物を増やさせてるんじゃ、好き嫌いを助長してるんじゃないか?
今日もコーン一粒を残して全部野菜を減らした子もいたという。
そりゃみんな嫌いな物を減らして好きな物を増やすわ!
去年の先生は、嫌いな物を減らしてもいいけど、減らした人はおかわりは禁止だった。
まあそれが自然だ。
長男 「給食の人が栄養を考えて作ってるのにおかしいよねえ」
母 「そりゃおかしいね。やっぱその先生おかしいね(´・ω・`)」
長男の方がまともな意見。
でも世の中にはいろんなお母さんがいる。
お金を払って給食を買ってるんだから、残そうが残すまいがその人の勝手。お代わり分は平等にお代わりさせてもらう権利もある。
そういった文句もあるかも知れない。
それを避けるために先生がそういってるのならそれで仕方ないかも知れないけど、おそらくうちの担任はそこまで考えてのことではなさそう。
でも、そういう苦情が出る場合もあるので、とりあえず長男にはその辺の大人の事情もあるから、減らした子はお代わりさせないってことは言わない方がいいよと伝えた。
好き嫌いすることで病気になるとしたらその子であって長男には関係ないし、そんな食べさせ方して怒られるのは先生だからと。
長男 「Uね、すぐベタベタするんだよ。こないだY♂にね、『ねぇねぇ、Yくんは何のスポーツが好きぃ??』とかって言いながらくっついたら、『お前くっつくなよ!キモイ!』って言って、ボンってぶん殴られて転んでた(笑)」
母 「何、ほんとにくっついたりするわけ?あんたそれ見てざまあみろとかって思ってたんでしょ(^▽^;)?」
長男 「うんw」
母 「Uちゃん泣いたりするの? 」
長男 「ううん、こんな顔(ほっぺ膨らましてぷ~っと)してた( 一一) 」
母 「すごいね」
長男 「あいつ強くて、ひどいこと言われても全然平気なんだよ」
母 「なかなかハートが強いんだねw」
長男 「Aにも、『ねえ、A君♪、私のことどう思ぅ?』とかくっついて聞いてて、『お前キモイからくっつくなよ!整形すれば?!』とか言われてた。」
母 「めげないねえ。ハート強!そういうのがかわいいと思ってるんじゃない?」
長男 「かわいくないよ!キモくてイライラする!顔も全然かわいくないんだよ!口がこんな風に曲がっててひょっとこみたいなんだよ」
母 「(笑) 本人に言ったりしちゃだめだよ。悪口になるからね(苦笑) あんたのとこは来たりしないの? 」
長男 「今日消しゴムバトルしてたら来たよ。女子もやってるのに男子のとこくるんだよ。だから、入れなかった」
母 「なんて言ったの?」
長男 「こっちは男子でやってるから女子の方いけよって」
母 「そりゃそうだよね(^▽^;)」
長男 「授業の時も、『100点だ~、やったー、Uたんすご~い!』とか自分で言ってるんだよ!自分のことUたんとか言って。おかしいよね?」
母 「あんたもよく100点だ~とかテストのことで言ってたんじゃなかったって?」
長男 「ふざけてなら分かるけど、本気で言ってるんだよ?俺は、『よっしゃー!100点!俺天才~⤴」とか言うとみんな笑うけど、Uは本気で言ってるから、その子の後ろの席の人とか周りの席の人とか、みんなひそひそなんか言ってるよ。たぶん『何あれ、きもっ!』とか言ってそうだよ」
母 「あんた、その子のことばかりみてて好きなんじゃないのw?」
長男 「嫌いだよ、ああいうやつ。見ててイライラする。お母さんに話そうと思ってみてるんだよ」
帰って来てからもあれやこれや学校のことを話してくれる長男。
母と話そおうと思って、周りをよく観察しているらしい。
その中でも、その子がたまたま通路を挟んでとなりで、見たくなくても見えるし、聞きたくなくても聞こえてしまうから観察の対象になってるらしい。
長男 「Uの隣の子のところに来たやつが、隣の子に『字綺麗だね』って褒めたら、『Uたんは?Uたんは(^◇^)?』とか言って、『ああ、上手いんじゃない?』って言ったら、『やった~!』とか言ってたよ。キモっ!」
母 「Uちゃんは昔からそんななのかねえ。発達の問題とかなのかも知れないよ?小さい子はみんな自分のこと名前で呼んだりするし」
長男 「KがUと友達なんだけど、4年生くらいまでは普通だったらしいよ。でも4年生くらいから急にそんなになっちゃって、友達やめたいって言ってた。私も仲間だと思われると嫌だからって。でもKはいいやつだから言えないみたいなんだよね。」
母 「急にそうなったんだ。じゃあ発達の問題じゃないね」
長男 「UがKに、『私のことUたんって呼んで♡』とか言ってて、『・・・うん』って言ってたんだけど、
そのあと、『KちゃんのこともKたんって呼んでいい?』って言ったら、クラスがシ~ンってなったんだよ。
で、Kは『私の子とはKでいいや』って答えてた」
母 「シ~ンってなったんだ。みんな聞き耳立ててるんだねw シーンとなったの分かったんだ?」
長男 「うん」
Uちゃんの言動で周りの空気が変わるのを察知する長男。
空気を読めるようになってきてすごいじゃないか!
人間観察をすることで周りの気持ちなどを察知できるようになるなら、Uちゃんのような長男よりも目立った変わった子がいることも、長男にとって成長につながるんじゃないか?
長男 「Kちゃんは頭もいいし性格もいいしピアノも上手くてすごい好かれてるんだけど、
同じクラスにいた時に女の子二人でKのこと取り合いみたいになってて、二人に両側の腕を組まれて困ってたよ」
母 「両側の二人は仲悪いわけ?」
長男 「仲悪いわけじゃないけど、でもKちゃんとは私の方が仲いいんだからって感じで取り合ってる感じで引っ張りあってた」
すごい観察力。
女の子同士がライバル視して友達の取り合いをひそかにしていることまで見ている。
空気を読めない子だと思っていたけど、自分に関係していないところの空気はよく読めるらしい。
ぶりっ子のUちゃんは、誰に対してもそんななかと思いきや、男子とKちゃんに対してだけぶりっ子で、他の女子には冷たいらしい。
それは嫌われるわな・・・。
でもそういう子が将来アイドルになれちゃったりするのかな?
とりあえず、長男にとって未知の生物であるUちゃんと、変なルールの担任の話で持ち切りな今日この頃。
男の子とのトラブルは全くない様子。
男子とトラブルがないことが一番なので、順調なうちに入るかな。
ただ、話が長くて長くて学校の準備が遅くなるのが問題だ(笑)
長男に一緒に帰ろうと声をかけてきてくれる子も出てきてくれた。
その子とは休みの日も最近はたびたび遊んでいたが、帰りに誘ってきてまでくれるとは貴重な存在。
でもその日は懇談会があるため急きょ学童にしていたので断らなければいけなかったと。
そんなこともあり、来週からは学童をやめる方向で練習をすることにした。
とりあえず4月いっぱい学童を休んで、鍵を持たせてお留守番させてみることに。
曜日によって習い事があるから、先に宿題をやってから遊びに行かせたり、帰ってきてからでよかったり。
習い事に日は5時ではなくもう少し早く遊びから帰ってきてもらわなくてはいけなかったりも。
長男にできるだろうか?
予定表を作って、そこに毎日、宿題をどこの時間にするか、何時に帰ってくるかなどの予定のマグネットを貼らせることにした。
これでしっかりできたら5月には学童を退室する。
できるかなあ。
もう6年生だからね、鍵の管理をして一人でお留守番くらいできないとね。
今日遊びに行くときさっそく鍵を持たせて自分で開け閉めさせてみたが、帰ってきた時に鍵が開かなくてガチャガチャやっていた。
鍵を開けさせるのは初めてじゃないんだけどねえ(´・ω・`)