ついに中学生になった長男。
習い事のバスケも中学生の部となり、夜遅い時間に。
翌日の塾の宿題をどうするのかと思ったら、今朝起きるなりすぐに机に向かって宿題をしていた。
朝食の準備をしたけど、切りがいいところまで行ってから声をかけた方がいいかなど親が気を使う。
変なタイミングで朝食にしちゃって、そのあとやる気がなくなってしまっても困るし。
とりあえず声をかけてみると、あと2分で終わるというのでそれを待ってから朝食にした。
でも・・・今日は朝からすごい頑張ってるなあと感心していた矢先、長男のいい加減さが出た。
デュエルマスターズのカードゲームにはまっている長男。
カードだけではなく、カードを保護するためにはめるスリーブにもはまっている。
カードの上にキャラクターのスリーブをつけ、そのキャラクターのスリーブを守るためにさらに上から透明のスリーブをかぶせる。
今まではネットショッピングで注文してあげることが多かったが、最近は自分で買いに行っていた。
1~2か月前、外側の透明のスリーブを買いに行き、サイズを間違って小さい内側用のを買ってしまった。
でもまあ、カードがいっぱいあってまだスリーブをつけていないのもあるからそれにかぶせると言っていた。
ちゃんとサイズを考えて買いなさいよとその時は注意。
そして今日。
キャラクタースリーブをインターネットで注文してあげることになり、それの上にかぶせる透明のスリーブと中古のバラのカードをお店に買いに行ってくると友達と買い物に。
帰ってくるなり、
長男 「やっちゃった・・・」
母 「何が? 」
長男 「入らなかった」
母 「カード?」
長男 「うん」
母 「また小さいの買っちゃったわけ?」
長男 「うん」
母 「なんで?ちゃんとサイズ確認しなかったわけ?」
長男 「うん、だぶんこの大きさだと思って」
S・M・Lと3サイズあるうちのSを買ったという。
袋を見ると、Mサイズがキャラクタースリーブの上にかぶせるのにぴったりとちゃんと書かれている。
説明も見ず、サイズもはからず、お店の人にも聞かず、『たぶん』というあてにならない自分の直感を信じきって疑いもせず購入したという。
なんなんだろう・・・。
理解できない。
貴重なお小遣いを600円も無駄にした。
一度目なら分かるが二度目。
母 「じゃあキャラクタースリーブ注文しないからね。それを内側用としてつけるんでしょ?」
長男 「これを内側にして外側にキャラクターのをつける」
母 「それじゃ意味ないでしょ!キャラクターのを守るために透明のをかぶせるんでしょ?だいたいキャラクターのやつが外側にかぶせられるわけ?キャラクタースリーブのサイズ知ってるの?」
長男 「・・・」
内側にかぶせるキャラクタースリーブのサイズも知らずにその上にかぶせる透明のスリーブを買いに行った様子。
調べてみると、ネットで注文しようとしていたキャラクタースリーブは、長男が買った透明スリーブよりはるかに大きい。
長男 「じゃあ違うやつにこの透明の使う」
母 「まだ使うやつあるわけ?こないだも間違って内側用買ってたじゃん」
長男 「ある。これとか」
すでに二重にしてあるカードの内側のを新しい物に変えた。
母 「何やってるわけ?なんでもうあるのに新しいのに変えてるの!?」
長男 「これ汚いから。友達にもらったやつで」
母 「友達がくれたやつを汚いからってはずすのおかしでしょ。せっかくくれたのに」
長男 「友達がいらないって言ったからもらっただけで」
とにかくキャラクタースリーブを注文したいがために、どうにか無駄に買ってしまったスリーブの使い道があることを伝えようとし、変なことばかりを言い出す長男。
塾の時間になったため、この件はあとでゆっくり考えることになった。
やっぱり一人で買い物はダメだ。
お菓子くらいならいいが、こういい加減だとお金を無駄にする。
こういうところでいい加減さが出ちゃうんだなあ。
これでよくリーダーシップを発揮して遊園地までみんなを無事連れて行けたなあ。
昨日の塾の帰り、友達はコンビニでチキンを買ったけど、長男はお金がもったいないからと買わなかったと言っていた。
使うならカードを買うのに使いたいからと。
ちゃんと考えて無駄遣いしないようにしているんだなあと感心していたのに、詰めが甘すぎる・・・。
こういうところって直らないのか?
全く同じ失敗を2回しているけど、この失敗を数回繰り返せばちゃんと考えて行動するようになるんだろうか・・・?
それとももう少し成長を待ってから一人で買い物をすることにした方がいいのだろうか・・・。
いくつになってもそれなりの心配事があるもんだ。