いい担任・悪い担任|先生の工夫で子供のできることが変わる

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提出物の回収、連絡帳を書いたかの確認、漢字練習の意欲の出させ方

ADHDっぽい小学4年生のうちの子。

1~4年の間で学校での出来が全く違っていた。

それにより、怒られる度合いも違っていた。

不注意が強いうちの子にとって、担任の先生のスキルがもろに影響しているようだ。

工夫によって、工夫しなくてもできるようになるというわけではないが、子供たちが協力し合いながら続けていくことで、少しずつでも習慣になって忘れにくくなっていくのではないかと思う。

先生のしてくれた工夫と子供の変化について紹介。

できる先生の工夫

●連絡帳を書いたら隣の子と見せ合ってお互いサインを書く(4年生)

⇒連絡帳の書き忘れなし

●連絡帳を書いたら隣の子と一緒に先生に見せに行く(1、2年生)

⇒連絡帳の書き忘れなし

●漢字練習をきれいな字で多目にやったら、シール(武器・昆虫など)を貼ってもらえる(2年生)

⇒丁寧にたくさん練習するため漢字を覚える

●提出物は班のみんなで集めてから提出する(1、2年)

⇒提出物の出し忘れなし

●忘れ物チェック係がいて、出してない人、持って帰ってない人に声をかける(4年生)

⇒上履きや体操着を忘れてこない

●音読をし忘れたら休み時間に学校で先生の前でする(4年生)

⇒音読カードや国語教科書を忘れないように多少は意識してるかも?

●漢字練習をしたらしっかり留めや跳ねまでチェックする(4年生)

⇒意識して丁寧に書くようになった。正しく漢字を覚える。

⇒工夫のおかげでほぼちゃんとできていたので、親も何も気にしていなかった。

工夫がない担任のクラスになると

●連絡帳を書いてこなくなった。書いたら見せに行くらしいが、見せに行かない子は放置。

⇒たびたび連絡帳を書きに戻らせるか電話で学校に聞く。戻ると先生に「先生も忙しいんだから 」といやな顔をされる。

●漢字の宿題の字が汚くいい加減。そのため漢字を覚えておらず、テストも悪い。

⇒毎回親が怒るはめになっている。ご褒美制をすることで多少前向きにきれいに書くことも。

●2日に1回は何か忘れ物をして帰ってくる。

⇒宿題ができなかったりそのまま物がなくなったり。

●金曜日はほぼ上履きと体操着を忘れてくる。

⇒学童にお迎えに行くたびに取りに戻らせる。

●宿題や提出物を出さずに持って帰ってきてしまう。

⇒宿題くらいならいいが、親が渡したものも出せていない。

●学童での宿題もやらなかったり、全体的にいい加減になる。

⇒帰ってきて毎回怒るはめに。

●漢字などの宿題を雑にやっていても直しもせず何も丸つけるだけ。

⇒はねや留めなど間違ったままでも本人が気が付かない。

●クラスの子から格下に見られてバカにした発言をされたりいじめられたり。

⇒ドリルが隠されて授業が受けられなかったりたびたびけんかになったり

⇒ これはすべて三年生の時。

定年を過ぎたベテランの先生だったがが、男の先生で気が回らないのか全く工夫がなかったようだ。

子供ができないのも悪いが、これまではできていたので、こうなったのは先生のスキルが大きい。

忘れものだけでなく、他の子からのいじめやケンカもすごかった。

トラブルの際の先生の対応も悪く、親も毎回注意しなきゃいけなくなるため本人の自己評価も下がり、また、友達に馬鹿にされたり嫌がられされたりするためけんかになって暴れてまた怒られてしまったりなど、完全に負のスパイラルになってしまっていた。

まとめ

しっかりした子は、どんな先生でも影響を受けないかもしれないが、やや不注意傾向が強い子は、先生のやり方しだいでどうにでも変わってしまう。

忘れ物などの管理だけでなく、いじめなどについても担任しだいで変わってしまう。

ケンカが起きるのは普通のこと。

でも最初にケンカをする乱暴な子も、ただ単に単純な一対一のケンカをするだけか、集団でいじめに走るかが先生次第で決まってしまうと思う。

先生の目の前でも平気で暴言吐いたり乱暴したりするのは一部の子。

その子と一緒になっていじめをするような子は、一人ではやらないし先生の目の前ではやらずこそこそする。

ケンカが起きた時に何が悪かったかやどちらが悪かったかをはっきりさせずに放置したり、ただ怒鳴って静かにさせたりするだけなので、リーダー核の子は反省しないし、その子について一緒になって嫌がらせをして楽しむ子が出てくるのだと思った。

あまりにひどかったので教頭先生に相談したおかげで4年生ではすごくいい先生になった。

3年生でひどいことになった時、今までの先生はいろいろ工夫してくれていたんだと初めて気が付いた。

今までの先生はそれを工夫と思っているのか、当たり前と思ってやっているのかは分からないが、子供のことをよくわかっていて、うまくお互いがフォローし合えるようにしむけたり、本人がやる気になれるようにしてくれていた。

低学年だから工夫してるのかと思ったら、4年生の先生もちゃんと工夫していた。

すべては先生次第だった。

先生が工夫することで、注意しなくてもちゃんとできていれば、注意されたり怒られたりすることも自然に減る。

子供も穏やかな気持ちで楽しく学校へ行ける。

周りも変な目でみない。

先生が工夫していなくてできていないことが多いと、先生は注意する。

工夫したりしない先生に限って、自分の思い通りにいかない生徒を落ちこぼれ扱いをし、あからさまに問題児扱いをする。

そうすると本人も嫌な気持ちになるし、周りの子も「あいつまた注意されてるし」という負のイメージを持ってしまう

他の先生と比較しないと思うので、自分の工夫が足りないなんて先生は気が付かない様子。

きっとそういった先生は自分は落ちこぼれたタイプではないため、普通のことが普通にできない子のことが理解できないのだと思う。

私も普通にできていたタイプだったため、子供のことが全く理解できずイラついていた。

でも、ADHDについて調べることで、ある程度理解することができて、工夫することができた。

普通の母親でさえちょっと調べればわかることなのだから、先生様には子供の個性などについては理解をしていただき、一人一人に合わせた対応をしてほしいと思う。

教頭先生が、 「学校でもそういったADHDなどの講習をするがなかなか・・・ 」と言っていた。

頭の固いお年寄りの先生だとなかなかそういうのを理解するのが難しいのかもしれない。

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