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弟君が初めてけんかして友達を蹴ったとのこと

長男とは全く違って温厚な弟君。

幼稚園三年間で一度も喧嘩らしい喧嘩をしたことがない。

口で言い返すくらいはあったが、一度も叩いたり蹴ったりしたことがなかった。

けれど、昨日から行っていた幼稚園の課外クラブ活動のお別れ旅行で初めてケンカして蹴ったという。

母 「喧嘩とかしなかった? 」

ちょうど今日長男が久しぶりに殴り合いのけんかをしたと言っていたので一応帰ってきた弟君にも聞いてみた。

弟君 「した」

母 「したの!?めずらしいね。なんで?叩いたりしたの? 」

弟君 「20回くらい胸をパンチしてきたり叩いて来たりしてきたから怒って蹴っちゃった」

母 「蹴ったの!?で、どうなった?」

弟君  「相手はパンチしたり蹴ったりしてきたから、手をつかんで蹴った」

母 「で、どうしたの?」

弟君 「終わった」

母 「先生は? 」

弟君 「いなかった 」

母 「どんなふうに蹴ったの?やってみてよ」

弟君がどんな風に喧嘩するのか興味があった。

するとものすごい機敏なキック。

1月の頭からお兄ちゃんと一緒に少林寺をやり始めているのだが、まさにその少林寺でならっているキック。

横から蹴るのではなく、片足立ちになってから真正面に蹴ってさっと足を戻す瞬発的なカッコいいキック。

しかも腕も少林寺の時のように両方こぶしを握って構えている。

パンチはしなかったようだがこれはそうとう怖いのでは・・・。

ふだん全くけんかをしない弟君だが、喧嘩すると強そうだ。

母  「ちょっとここにキックしてみてよ」

あまりに痛そうなので直接は蹴らせずクッションを挟んだが、近い距離でまともに足が当たるとかなり痛かった。

これは・・・。

母 「友達後ろに吹っ飛ばなかった?」

弟君  「転ばなかったよ。でも自分で後ろに下がってったら後ろにマットがあって転んだから笑っちゃた」

足もまだそんなに長くないので距離を詰めないとガッツリヒットはしないようだ。

でもそういえば・・・パンチしてきた腕を持ってキックしたといっていた。

母 「どうやって腕持ってやったの?ちょっとやってみて」

パンチする真似するとがっちりと手首をつかんだ。

弟君は腕相撲で長男に勝つくらい強いし、上り棒もするすると登っていく。

指相撲して指をつかまれると母でも指が抜けない。

握力、腕力もすごい。

この手で捕まって至近距離からキックされたら相当痛いだろうなあ。

手を持ってたら後ろに吹っ飛ぶはずがない・・・。

手を持ってなかったら吹っ飛んでたかもしれないな。

工作とか上手くできなかったり、ゲームで上手くできなかったり、仲間にいれてもらえなかったりするとそっと涙をぬぐうタイプなので小学校に行っていじめられたりしないか心配だったが、これなら大丈夫そうだ。

ちょっと心配なので聞いてみた。

母 「ケンカ楽しかった? 」

弟君 「楽しくない」

よかった。

これで味をしめてスカッとして楽しいなんて長男みたいなことを言ったらどうしようかと思った。

もともと運動神経がいいから、ケンカもいざとなったら喧嘩も強そうだ。

今日は二人とも喧嘩したんだなあ。

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