幼稚園の時から友達のとトラブルが多かった長男。
延長保育を使っていたが、お迎えに行くたびに先生に注意を受ける。
「物を投げて友達に当たってしまって・・・ 」
「友達の物を無理やりとってケンカになって・・・」
「怒って暴力を振ってしまって・・・」
幼稚園はさいわい延長保育だったため、他の親と会うことがあまりなく、親から苦情を言われることもほぼなかった。
まだ幼児だし、先生が間に入っていて、先生の監督不行き届きてきな感じで先生も対応していたからというのもある。
でも小学生になると違う。
親からの苦情もくる。
怖いのは授業参観だ。
授業参観に行きたくない・・・と思ったことも。
■授業参観あるある
●机、机のまわり、ロッカーが汚い
これは1年生から4年生の今まで変わらない。
だいぶよくなってはいるもののきれいではない。
机の周りに物が落ちている。
筆箱が床にあったり教科書が床にあったり。
そして机の上にも余計な物がでていたり。
雑巾までも机の上に乗っていたことも。
そして雑巾は椅子の下に洗濯ばさみでぶら下げてあるはずが、ぶら下がっていたことがない。
廊下のフックにかける予定の体育着袋や上履き袋を全部机の横にかけるため、引きずってしまっていたりして汚らしい。
ロッカーにはランドセル以外の物もありそこに無理やりランドセルを突っ込むため入り切っていない。
床にランドセルが落ちていることも。
引き出しの中はもちろんグチャグチャなので、5時間目などでそのまま下校の時は、その場で整理整頓をさせたこともあった。
クレヨンの黒が引き出しに入っていて、引き出しの中が真っ黒になってしまっていたことも。
クワガタの頭やティッシュなども出てきて、ひとい机だ。
●人目を気にせず立ったり動いたり
いきなり立ってどこかに行ってしまうことはないが、黒板に書きに行った時などそのまま立って黒板を見つめていて、みんなが席に戻って先生が説明を始めてもずっと立っていた。
いつものことなのか、先生も気にせず授業を進めていた。
消しゴムがみつからなかった時には、急に立ち上がって自分の周りを探し始めた。
引き出しごと机の上に出してがさがさ探したり。
さすがに先生が止めて、消しゴムを貸してくれた。
●姿勢が悪い
猫背なだけではなく、足が横をむいていたり、椅子が斜めになっていたりとすごく姿勢が悪い。
体も横に崩れて机にもたれかかっている。
先生の話を聞こうという姿勢にはとても見えない。
●親に手を振る
幼稚園生なら分かるが、みんなが恥ずかしがる年代になってもニコニコしながら手を振ったりする。
幼稚園生の時のおゆうぎ会で、踊りのスタートに後ろを向いて止まっていなきゃいけない時に、一人振り返ってステージ上で手を振って、観客に笑われたりした。
他の子に比べて、やっぱり幼いのか羞恥心や空気を読むということが難しいようだ。
●取りかかりが遅い
先生が、「はい、じゃあ始めて!」と、何か指示を出した後の反応が遅くなかなか取りかからない。
ドリルを出してなくて、そこからのんびり使う物を引き出しから出したりする。
ロッカーのランドセルの中に取りに行っていたこともあった。
●机から物が落ちる
机の上によけいな物がでていたり、必要なものだけだったとしても配置を考えたりしないため、物が床に落下することがよくある。
●他の親にクレームをつけられる
こちらは誰のおかあさんか分からないような相手から、 「同じ下校班なんですがちょっといいですか?」と声をかけられる。
うちの子の準備が遅くて待たされるのが苦痛で学校に行きたくないと言い、先週は登校拒否したと・・・。
うちの子が怖いから待たなきゃいけない感じでと。
謝罪して、もう待たなくていいのでと伝えた。
クレームを言われたのは学校でだけではない。
授業参観のあと子供の下校班と一緒に歩いて帰った親が家にきてクレームを言ったことも。
うちの子がよそ見をしながら歩いていて歩くのが遅いから他の子が気になって危ないと。
一応謝罪はするが、言ってもだめなら置いて行っていいと言った。
本人にはさんざん言っているのに直っていないのだから、「注意して直させます 」と約束はできない。
自分勝手な行動にあわさせようとして暴力をふるってしまったこともあり、授業参観の時に相手の親に謝罪した。
授業参観に行きたくないと思ってしまう・・・。
授業参観の前日に、「お母さん注意されるようなことない?なんか悪い子としてない?」と子供に確認をとってしまう・・・。
●忘れ物をしている
通常とは違う時間割だったことに気が付いていなかった息子。
先生が、「一応持ってきてね」と言った教科書を持ってきていなかった。
隣の子に見せてもらって授業を受けていた。
●ケンカをして(いじめられて)教室にいない
これが一番びっくりした。
暴力的な子に、お腹をパンチされて泣いて、昇降口の外に飛び出していて先生と話をしていた。
そしてそのまま一緒に保健室へ。
授業参観日なのに授業を見ることすらできないという問題外の授業参観。
●帰りの支度が遅い
授業参観は5時間目のことが多い。
終わると親は廊下にでて子供たちは帰りの支度をする。
でも廊下から見ていると、いつまでたってもランドセルを取りに行かない。
フラフラしてもう準備の終わっている友達の机に行ってしゃべっていたり、廊下にいる親の所に来てしゃべり始めたり。
きっといつもこんなんだから、同じ下校班の子が待たされてしまうんだろう。
■まとめ
授業参観に行くと本当に気疲れする。
見てはいけない物をみてしまったり、聞きたくなかったことを聞かされる羽目になったり・・・。
ただ静かに座って目立たず授業を受けているだけで、すごくいい授業参観だったと思う。
目立っていた1年生の時と、4年生の今は雲泥の差。
それについてはとても成長を感じる。
授業参観に行ってよかったと思うのは、授業が終わった後に友達がたくさん話しかけてきたりしているのを見た時。
休み時間になると長男と一緒にふざけたりする子が多い。
それで帰りの準備が遅くなったりはしているが、友達がいるということで親としてはほっとする。
授業参観は、授業を受けている子供の態度をみるだけでなく、子供が身の回りのことがどれだけできていて、どんな生活をして、どのように周りとかかわっているかをみるいい機会だ。
親は行くことでガッカリすることもあると思うが、成長を感じることもできるのでできるだけ行けたらと思う。
■授業参観の日記
・2012.11.1 落ち着きのない授業参観 同じ下校班の親から苦情
・2014.7.3 授業参観に行くと机の周りが汚い・・ロッカーもひどい