ADHDとは(特徴・治療)|NHK きょうの健康より 

ADHDの特徴とは?

病院に行きADHDと診断された場合どんな治療をするか。

他の記事で細かく書いているが、たまたま本日やっていたNHK「きょうの健康」という番組で、15分にまとめてざっくり分かりやすく説明していたので、最近の動向も含めて紹介する。

他のページと重複する部分もあるが概要として紹介。

≪目次≫

1、ADHDとは

2、注意欠陥の特徴

3、多動衝動性の特徴

4、本人が困っていること

5、原因

6、どう対応したらいいか

7、診断された場合の対応

8、文部科学省から補助金をもらって作った本の紹介

9、うちの場合

1、ADHDとは

障害という名前がついているが、性格や癖と言うようなもの。

子供はもともと落ち着きがなかったり集中ができない物だが、その程度が並はずれて強い場合に注意欠陥多動障害と呼んでいる。

注意欠陥という特徴と多動衝動性という特徴がある。

全体の3.1%(実際はもっと多くて4%)と言われていて、クラスに1人はいる。

2、注意欠陥の特徴

●授業中、注意を持続することができない

●忘れ物が多い

●片づけられない

3、多動衝動性の特徴

●授業中、席を離れ、走り回る

●順番を待つことができない

●しゃべりすぎる

4、本人が困っていること

●学業成績が上がらない(集中できない、提出物が出せないから)

●人間関係でつまずく(しゃべり続けてしまったり、カッとなってなんか言ってしまったり)

⇒いじめにつながることも

●自尊感情が育たない(宿題も出せないし友達からもいろいろ言われたりで成功体験が少ないので、結果として自信につながる物がないので)

⇒うつや非行などの二次障害につながる

アメリカではこのことをいろいろ研究されていて、3人に1人くらいが非行に走ってしまうことがあると分かっている。

5、原因

分かっていないことも多いが、発達障害全般と同じように集中・感情・短期記憶などの実行機能(高次脳機能)が十分に働かない。

これにはドパミン、ノルアドレナリンという神経伝達物質が関係。

遺伝子が関係しているので、遺伝子の変異と言うか特徴によっておきてくる。

6、どう対応したらいいか

家だけとか学校だけとかではないので、チームとして親や学校や地域や専門家が一緒になって対応する必要がある。

気になる時には

●小児神経科・児童精神科

●保健センター

●子育て支援センター

●児童相談センター

●児童発達支援センター

などで相談に乗っていただける。

7、診断された場合の対応

行動の特徴・癖なので、「治療」ではなく「対応」という。

≪対応の3本柱≫

①薬による行動改善

②環境改善

③行動療法

①薬

かつては環境を変えたり行動に対して働き掛けてもうまく行かない時に薬を使おうかということだったが、最近は薬が非常に効果があるということで、薬による対応が中心に。

●8~9割の子供が改善

●うつや非行などの二次障害が減少

●副作用が少ない

(かつては依存が多いと言われていたが、今では、適切に使えばそれはほとんど起こらないと分かってきた。あっても食欲が落ちるなどの小さい物なので、より広く使われるようになってきた。)

≪薬の種類≫

メチルフェニデート徐放剤(ドパミンの働きを改善) 1日1回

アアトモキセチン(ノルアドレナリンの働きを改善) 1日2回

②環境改善

気が散らなくなるような環境を作る。

学校での席は先生の前にするなど。

一つのクラスに二人いることもあるので、その場合は二人は離して座らせる。

症状が強くない場合はこれだけでもかなり改善する。

③行動療法

望ましい行動をほめて増やしていく。

それにより望ましくない行動を減らす。

少しでもいいことがあったら褒めて自信をつけて自尊感情を高める。

叱ることで自尊感情が壊れてしまう。

8、文部科学省から補助金をもらって作った本の紹介

発達障害のある子のサポートブック

400人の保育園、幼稚園、小中学校の先生にどういう対応をしたらよかったかというのを聞いた3000例の対応例を集めているとのこと。

先生用のもあるが、こちらは一般向けにしたものとのこと。

≪本に載っているサポートの例≫

ケース:動き回る

●座った時にほめる

●じっとしていた時間の長さをほめる

●授業や活動の中で動いてもよい時間を作る

●事前に校庭などで体を動かす(動きたい気持ちを発散させてあげる)

など27通り。

生活上、特に学校での困難が多いのでサポートをして困難をとってあげる必要がある。

場面とそのお子さんの性質によってサポートを使い分けて、お子さんにあった対応を選んで行くことが必要。

サポートの方法は一通りだけではないということを知ってもらいたい。

9、うちの場合

うちの子が1年生の時には、担任から②③で様子を見ましょうと言われてやってきた。

①の服薬での対応が中心になってきているというのは、今回この番組で初めて知った。

でもとりあえずうちの場合は、②環境改善と③行動療法でなんとかなんとか多動・衝動は落ち着いてきているので、薬はなしで大丈夫そうだと思っている。

薬がよく効くし、薬の副作用もほとんどなく安全性が認められているから服薬での対応が一般的になってきたと言われても、いきなり受診して、いきなり薬に頼るというのはやっぱり親の心境としては複雑だ。

いきなり病院に行きにくい場合は、まずは保健センターや児童相談センターに行くのがいいように思う。

ただ、うちは保健センターに行ったが、うちの町では全く詳しい人がおらず、ちゃんと話をしたければ月1回来る専門の人の来る日に合わせて予約しなければいけなかった。

センターのみんなが詳しいわけではなく、やはり専門の人が来る日などがあるようなので、相談に行こうと思っている場合は電話で問い合わせた方がいいかもしれない。

それと平行して家でできることもあるので、まずはテレビでも言ってた、

発達障害のある子のサポートブック

のサポート例を参考に環境改善・行動療法をしてみるのもいいように思う。

アマゾンでは中身が見れるようになっているので少し見れるようになっている。

口コミをみると、ADHDについての基礎知識について書かれているのではなく、実際のサポート法が書かれているだけのようなので、基礎知識を知りたい場合は他の本も買った方がよさそうだ。

うちが買ったのはこちら。

図解よくわかるADHD

ADHD 注意欠陥多動性障害の本

どっちも初心者向けという感じの分かりやすい説明だが「図解よくわかるADHD」の方が詳しく書かれているので、ある程度ネット等で調べたあとならこちらの方がよさそうに思う。

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