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みんなからうざいとか死ねとか悪口言われて学校行きたくないと

学童にお迎えに行くと不機嫌な長男。

長男 「ムカつく。クラスみんなから悪口言われて疑われたりして。学校行きたくなくなった!」

母 「何言われたの?」

長男 「俺が悪口みたいなこと言ったのが悪いんだけど、『Tって○○が好きなんだよ~、うっそ~』って言ったら、HとかKが『うざっ!最低”死ね』とかすごい文句言ってきて、Tに謝ったのにずっと言ってきて、そのあとの自習の時間も、俺が早く終わったら、『ちゃんと丸付けしてから直してないだろ』って疑ってきた」

母 「○○好きなんだよ~って何?それ悪口なの?好きな子の名前言っちゃったわけ?」

長男 「ううん。俺が考えた名前」

母 「じゃあほんとにいる女の子の名前じゃないわけ?」

長男 「うん」

母 「なんて言ったの?」

長男 「なんだったかな。Tって女子女子女子こが好きなんだよ~だったかな」

母  「はあ?何それ?意味分からないんだけど。みんなに向かって言ったわけ?」

長男 「ううん。Tに言った」

母 「好きなんだよ~って言ったら誰かに伝えてる感じでしょ。Tくんどこにいたの?」

長男 「教室の端の方」

母 「あんたはどこにいたの?」

長男 「反対の端」

母 「端から端に向かって大声で言ったわけ?どう考えてもみんなに向かって言ってるでしょ。っていうかほんとに好きな子の名前言ったならまだ分かるけど、女子女子女子こさんとかって意味分からなくてかなりうざいからね。そりゃうざいって言われるよ」

長男 「でもTに謝ったのにHたちはしつこく『うざっ!、ひどっ!死ね、くず」とか言ってきて、後ろから殴ってきたりした。関係ないのに」

母 「Tに謝ったとかの問題じゃなく、大きい声でそんな意味不明なこと言ってたら周りの子たちにも迷惑だから。うざがられるよ。死ね、くずは言い過ぎだけど。そんな変なこと言わなければ悪口言われることもないんだから、そういうアホなこと言うのやめな。なんで言ったわけ?」

長男 「おもしろいかなと思って。えっ?ってなって、「嘘だよ」って言ったら「なあんだ」ってなるかなって。」

母 「嘘だよも何も全然女の子の名前言ってないんだから、『なあんだ 』ってなるわけないでしょ。『は?何言ってるの?』ってなるよ(-_-;)」

長男 「うん・・・。でもそのあとの自習でも、俺が早く終わったらちゃんと直ししてないだろって疑ってきて『嘘つき、死ね』とか言って蹴ってきて。そのあとの休み時間には他のクラスにまで言いふらしに言って」

母 「まともな子は、うざいと思ってもだまってるけど、面白がって意地悪してくる変な子もいるんだから変なこと言わない方がいいよ。そういうのが原因でいじめになったりするんだから。でもクラスみんなじゃないでしょ?」

話しを聞くと、言い出したのはいつもの3人の男の子だった。

それで、そのうちの一人が、

K 「(長男)がTの好きなやつばらしたんだよ~!」

と大声で言い、女の子たち6人くらいが「ひっど~い!最低!」

と言い出し大事になったらしい。

どう考えても好きな子をばらしていないので女の子たちは誤解している。

それを弁解すればよかったのに、長男は女の子たちが誤解しているなどということは分かるはずもなく、「もう謝ったよ!」と言ったらしい。

謝ったとか言ったらほんとに好きな人ばらしたと思われるし(-_-;)

母 「大きな声で言った時、Tくんどうしてたの?」

長男 「気が付いてなかった」

母 「(=_=) 言われた本人は気が付かなくて周りが大騒ぎしてたわけ?」

長男 「うん。それでごめんって言ったら何が?って。説明したら笑ってた」

母 「そうなんだ(~_~;) 女の子たちはどう考えても誤解してるからね?最低~って、ほんとにばらしたと思われてるよ。そういう時はちゃんと説明した方がいいよ。誤解してるの分からなかった?」

長男 「うん、分からなかった」

母 「もし次学校行った時そういう話になったら言っておきな。でも最低ではないにしても、女子女子女子こさんって言ったのは間違いなくうざいからね」

長男 「うん。帰りにね、Kが謝ってきたよ。疑ってごめんって」

悪口を言ってきた4人組の中に一人が後から謝ってきたらしい。

勉強を真面目にやってたかも知れないのに疑って悪かったと。

そういう子もいるんだね。

そして味方もいたらしい。

長男 「おれがそのあとイライラしてたら、NとSが『気にすんな』って言ってくれたんだよ。『俺もKたち好きじゃない』って言ってた。涙が出ちゃいそうだったよ。そんな風に言われたの初めてだよ」

母 「へ~ 優しい子もいるんだね。そういう子と友達になれるといいよね。やっぱりK君たちの子とを嫌だって思ってる子たちがいるんだね」

長男 「女の子も『謝ったんだからいいじゃん!って言ってくれた子もいた」

母 「誰?」

長男 「分からないけどそういう声が聞こえた」

母 「全然クラスみんなじゃないじゃん。言ってくるのは一部の子だよ。『最低~』って言った女の子も、自分で直接聞いてないのにK君たちの言うことを鵜吞みにして(長男)を責めたりして、その子たちの方が最低だよ。そういうこという女の子ってそういう感じの子でしょ?」

長男 「うん。いつも人のこと悪く言ったりしてる」

母 「そういう子はダメだね。あんたも人のうわさ話を信じて誰かに言っちゃったり、責めたりしちゃだめだからね?」

今回のことで嫌な思いもしたけど、優しい子が慰めの言葉をかけてくれてとても暖かい気持ちにもなれたらしい。

とても感動したようだ。

長男もそういう子になれるといいね。

学童の先生も心配して電話をかけてきてくれた。

学童でもイライラして、自習の時間にやったプリントをびりびりに破って捨ててたらしい。

でも長男は、

「お母さんにしゃべってすっきりした~(^O^)。さっきまでイライラしてたけど、しゃべるとすっきりするね~!」

すっきりしてもう普通に戻っている。

すっきりしたあとは、優しい声をかけてくれたことだけが心に残っているらしく、そのことをメインに旦那に話していた。

嫌なこともあったけど、その分いいこともあったようでいろいろ体験できて成長できたかな。

これに懲りて、うざいと思われることを平気で言わなくなるといいけれども(^^;)

追記:

次の日、公園でHくんにあったら「昨日はごめん」と謝ってきたらしい。

おお!つい意地悪して楽しんじゃう子たちも、冷静になったら悪いことしたと気が付いて謝れるようになったか。

みんな少しずつ大人になってきてる感じがするね。

さすが5年生だ。

後ろから一発殴られた時に長男がやり返さなかったのがよかったのかもしれない。

やったのにやり返してこなかったら、やった方もちょっとやりすぎたかなって反省するのかも。

やられたらやり返すというのを続けていたら周りからの評価も友達関係も変わらないのかも・・・?

お互い少しずつ大人になっていくわけだし、相手によほど悪意がないのであればちょっとくらい我慢してをみるのもいいのかも知れない。

今日はそのHくんたちとサッカーをしたという。

明日も晴れたらHくんたちとサッカーしよう~っと言っていた。