ADHDっぽい息子の5年生、6年生の頃の様子です。
3、4年生の頃に比べると対人関係が落ち着いて安心してきました。
小学5年生
■勉強面
連絡帳や宿題はほとんどの日はキレイに書いてくるようになった。
たまに書き忘れてきたり雑に書くことはあるが。
でも、親に見せる宿題や連絡帳の字はキレイでも、学校でするテストの字はすごく汚いことが多い。
忘れ物は・・・たまに上履きを持ち帰るのを忘れたりすることはあるが、格段に減った。
学校で鉛筆などを失くすことがほぼなくなった。
家ではたびたび紛失するが、なんとか見つける。
学校だと、使い終わったら筆箱にしまうということがやっと習慣化したようだ。
宿題の提出もできている・・・と思っていたが、できていたのは最初の10日間ほどだけでやっぱり音読カードなどは提出し忘れ、提出しないこと一週間連続ということもあり。
学習面は漢字の復習などをしてればその他は問題なくできている。
■人間関係
最初の頃、1、2年生の時にケンカしていた子たちと同じクラスになってしまったせいで嫌がらせされていた。
けれども、本人はもうやりあう気はなく、口で軽く言い返す程度にとどめていた。
本人は「まだ5年生になったばかりだからもう少し我慢してみる、そうしたら僕が変わったことをみんなが分かってくれるかもしれない」と言って頑張っていた。
「自分はもう昔みたいにちょっとしたことでケンカしたりしない、変わったんだ」というところをちょっかい出してくる子に見せたい様子。
そして認めてもらいたい様子。
少し前と違って周りの子の自分への態度に悩んだりもするようだ。
意識が変わってきているように思う。
5年生になり2週間くらい経つと嫌がらせが落ち着いてきた。
2か月くらいたった頃には、ちょっかい出してきた子たちとも仲良くなっている。
認めてもらえて、同レベルの友達という感じになったようだ。
優しいし面倒見がいいため低学年から好かれている。
学童の先生からも褒められた。
衝動的に暴力をふるったり暴言を吐いたりすることはもうない。
2学期に入り、クラスの一人の子から嫌がらせや仲間外れを受けるようになった。
ふだん一緒に遊ぶ子も、その子には逆らえないようで、その子がいると黙って一緒に仲間外れにしたりする。
でも、悪口言われても軽く言い返して流すくらいで、大喧嘩をすることはない。
周りの子も悪口をいう子の方が悪いと分かってくれているようで、「あいつ最低だな」と息子を励ましてくれることもあるようだ。
自分勝手だったり意地悪だったりする子に大しても空気を読んで接したりしないため、目を付けられやすい。
けれども、何かやられてもさらっと流せるようになったので、他の子たちからはだいぶ認められるようになったようだ。
一部の子たちとは上手く行かないが、その他大勢の子とは普通になかよくできている。
■空気のよめなさ
空気が読めないのはあいかわらず。
授業で先生が宿題の漢字を、「今日は他の宿題もあるから2文字でいい 」と言ったにかかわらず、「4問(いつも通り)がいい! 」と言い、あとで他の子に「かっこつけだよ」と陰口を言われたとのこと。
音楽の授業で、ちゃんとやった人、やらなかった人と手を上げさせられたとき、ほんとにちゃんとやってなかったからバカ正直に「やってない人」に手をあげたところ、やはり「かっこうつけてる 」と陰口を言われたとのこと。
かっこうつけるタイプではないので本人はただ正直に思ったことをやってるだけなのだが、周りからすると馬鹿正直さがうっとうしく見えたりもするようだ。
■総括
嫌がらせしてくる子にも反撃しないことで落ち着いた長男を印象付けることができ、一人の意地悪な子をのぞいた他のぶつかっていた子たちとは普通にサッカーなどで遊べるようになった。
4年生まではどんなに喧嘩しても、どんなに嫌がらせされても、プリプリ怒るだけで、『学校に行きたくなくない』などということはなかった。
心が成長し、傷つくという繊細さが出てきたようだ。
でもそのおかげで、自分の行動を振り返って反省し、人づきあいの態度を変えることができた。
人との接し方が少し上手くなったように思う。
ただ、ちょっと穏やかになりすぎてしまい、やり返さないのをいいことに、意地悪な子からストレスのはけ口としてたびたび突っかかられて心にストレスを貯めているのが心配だ。
小学6年生
■勉強面
連絡帳の字は汚い時もあるが、注意するとしばらくはキレイに書いてくる。
やはり、自分から綺麗に書いて来ようと思うのはノートを使い始めた最初だけで、言わないと汚い字。
でもこれは男の子は普通なのか?
算数や国語など普通の勉強は普通にできる。
丁寧な先生で、漢字の小テストなどは100点を取るまで再テストなので、再テストにならないように最初から自ら練習してから挑んだりしているようだ。
ノートや宿題の字は汚くても、テストの時はキレイに書いたり、自分なりに考えて手を抜いたりまじめにやったりしている様子。
図工や書道は得意。
特に遅れなどもなく、心配はなさそう。
ただ、社会の資料集など、何週間もずっと持っていなかったりしていた様子。
■人間関係
今までにないほど良好。
1学期には、女の子とも男の子とも仲良く、放課後も長男が声をかけて大勢で鬼ごっこをしたりしていた。
同学年の女の子が大勢の集団だが、その中に男の子も数人いる。
家に呼びに来てくれる子も増えた。
先生からも、男の子とも女の子とも仲良くできていてすごいと言われた。
大人しいタイプの親友の男の子ができた。
2学期には、トレーディングカードゲームにはまり、親友の男の子だけでなく、その他大勢の男の子たちと遊ぶようになった。
今まであまり遊んでいなかったご近所の男の子たちとも積極的に遊んでいた。
同級生の男の子たちと大勢で遊ぶようになったのは6年生になってからだ。
そのぶん、カードゲームをやり出してからは女の子とはあまり遊んでない様子。
一方、スポーツの習い事では、帰りに仲間外れにあったりしている。
ボス的な子が、長男とは一緒に帰らないと言い、みんなそれに従って仕方なく仲間外れにしている様子。
その集団の中にまあまあ仲いい子がいるようで、そのボスが休みの時には、その集団と一緒に帰ったり、ボスたちが前の方に行ってしまって離れている時は長男と話しながら帰ったりする子もいる様子。
長男も食いついてケンカになったりせず、仲間外れにされたらそのまま知らん顔して帰っているようだ。
ボス的な子からみると、リーダー的な存在になりがちな長男は目障りなようだ。
でも、友達関係はほぼ心配ない感じになってきた。
■空気の読めなさ
この辺はどうだか微妙。
特に話は聞かないが、けっこう周りを観察していて周りの子の行動の話をするので、もしかしたら周りをよくみて動けているのかも?
でも、家で学校での愚痴を言っているのを聞くと、それは自分勝手だろというような発言がけっこうある。
家では子供らしいというか、子供ならではというか、やはりそれなりに空気が読めていない。
■不注意さ
ケガが多い。
自転車で急いで帰ろうとしてカーブを曲がって転んだり、学校で引っ張り合ってて離れた時に足を柱にぶつけて突き指したり、図工の時間にカッターナイフで爪と指を切ったり。
授業参観時、友達がふざけて長男の背中にのしかかってきておんぶする形になり、そのままつぶれて友達が足を強打して先生に注意されたりしていた。
鬼ごっこしていて集会所の裏に隠れ、立ち上がった際に釘が下向きに出ていたパイプに頭を強打し出血。
脳神経外科に行った(3、4回目・・・)。
たびたび、「痛っ!」ということをやっている。
■総括
友人関係も勉強も、割と普通になってきているように思う。
町のお祭りも、友達と3人で行っていた。
あまり心配することもなくなってきた。
ただ、やはり手紙は出せていないことがあり、中学入学用のバッグ購入の紙を渡されてなくて困った。
対人トラブルがほぼなくなってきたのはすごく安心。
現在小学校の最高学年だから上級生から何かされることがないが、中学に行って先輩たちがいる中に入るとちょっと心配な感じはする。
いいのか悪いのか、最近は特に変わったことがないので、ブログ(日記)をほとんど書かなくなった。