赤ちゃんの時から敏感でギャーギャー泣き、幼稚園では感情的に友達に手を出し、小学校でも低学年のうちはケンカ三昧。
空気が読めず意地悪されたり、やり返しが目立つせいで先生からは無駄に怒られたり。
片付けはできず忘れものが多発。
月、曜日、自分の予定などまるで把握しておらず、言っても把握する気もなく予定の管理はできておらず。
常に親がチェックしなくてはいけなかった状態の息子。
そんな息子も中学生になるとだいぶしっかりしました。
現在1学期が終わって夏休みです。
中学1年生の様子を紹介します。
1学期
■勉強面
小6の3月より塾に行かせ始めたこともあり、英語・数学はなかなかのいい点を取れている。
学校ではほぼ宿題が出ていないが、出た分は一応やっている様子。
塾の宿題は、目に見える物しかやらない。
プリントなどの宿題が出ればするが、英単語や漢字などを次の塾の日に小テストをするから覚えてくるというような宿題は全くやらずひどい点を取っていた。
最近では怒ったことと、どっちにしても学校でのテストの時には覚えなければいけないのだからと説得し、習い事のない日は毎日30分は自宅で勉強をするということにした。
そういう時間を決めれば、仕方なくその時間に単語を覚えたりしていた。
中間テストが終わったくらいからは自分から真面目に塾の小テストにむけて単語を覚えたりし始めた感じがある。
テスト前にどうせ覚えなければいけないからと自分でも思ったのかも知れない。
その他の教科はテスト前でも全然やろうとしないため、声掛けが必要。
テスト日に提出する提出物のドリルなどは早く終わらせようと積極的に行うが、テストまであと何日かなどを考えて計画を立て、しっかり暗記をしていくなどができない。
自分で勉強のやり方を考えてやっていくことが難しいようだ。
テスト範囲の紙もしっかり見ないため、絶対出るところなどを書いてくれているにもかかわらずノーマークだったりするので、一緒に紙を見てチェックが必要。
テスト範囲の紙に、「ドリル、教科書P〇~〇、資料集P〇~〇」などと書かれているのを一緒にチェックしても、同じことが書いてあるからと言ってドリルしか手をつけない。
そのせいで、教科書や資料集にしか書いていない問題が解けていなかった。
テスト日に出す提出物などのチェックはしっかりできており早めに終えることができるが、最終的にもう一度チェックするということができない。
念のため私が声掛けをしてチェックをさせると、丸付けが終わっていなかったり、やり忘れているページがあったりした。
勉強や提出物はまだまだ声掛けが必要だ。
■人間関係
塾や部活など、ふだん遊ぶ以外の子とかかわることが増えた。
塾は性格的にいい子たちに恵まれ、仲間外れや意地悪などされることなくみんなで集合して塾に行ったりしている。
前もって時間を話しあったりがすることは難しく、直前になってLINEで時間を決めたりしているが、みんなそんな感じで男の子はそれが普通の様子。
塾の友達関係は良好だ。
部活はやはりちょっと意地悪な子がいるため、仲間外れにされたりすることがあった。
そういうことするのは2人だけだが、帰る時に「お前は入れない」と言われたり、他の子には注意しないのに息子だけには嫌がらせのように注意したり、近くにボールが転がって行ってもわざと無視して拾わなかったり。
同じ部活の子に招待されて部活の子たちのグループラインに入った時は、翌日その意地悪な子に退会させられたりしていたこともあった。
あまり怒ったりしなくなった息子は、そういうことされても怒らず流していた。
そのためか、その意地悪な子は何も悪いと思ってないのか普通に話しかけてきたりもする様子。
かなり腹が立っていた時、頼みごとをしてきたのを断って相手も腹をたてたこともあったようだが、あまり息子が大きく反応しないため険悪な仲にはならず、その子の気分で嫌がらせをしてくるときがあるという程度で、息子もそこまで気にしていない様子。
その子も含めてみんなで遊ぶこともあり、嫌がらせも最近ではなくなってきている様子。
休みの日の部活の行きは、いつも一緒に行く固定の友達がいる。
帰りは仲間外れにされて一人で帰っていた時期もあったが、最近は別の友達数人と帰るようになった様子。
以前は頑なに「早く帰って遊びに行きたいから、ゆっくり歩いて帰る人たちと帰りたくない」といってゆっくり歩く子とは帰らなかったが、今はゆっくりしゃべりながら帰ってくるのも楽しいと思うようになったようで、一緒に帰れる子も増えた様子。
小6の時から仲のいい子たちとは中学になってからも仲がよく、お祭りやプールなども、その子たちと当たり前のように一緒に行くことができ、一人ぼっちになることはないようだ。
クラスではムードメーカー的な存在でみんなに受け入れられている様子(先生の話)。
■予定の管理・準備
毎日、部活、塾、その他の習い事など多忙。
学校がある日は、それらの通常の予定は自分で把握して動けるようになった。
ただ、夏休みになると、予定表があるのにそれを自分でみて予定を把握するというのが面倒らしく、部活や夏期講習の予定を親に聞いてきたりする。
予定表があるにも関わらず、LINEで友達に「明日って部活ある?何時集合?」などとアホなメッセージを送っていたりする。
先の予定を把握しようとしないため、他の部活の子とプールに行ったり自由研究を一緒にするというのも全然計画を立てておらず、夏休みの終わりになって予定が合わずどうしようなどと慌てたりしている。
小学校の時に比べたらだいぶ予定の管理ができるようにはなったが、おそらく性格的に先のことを考えて計画を立てるということに必要性を感じておらず、明日のことは前日にでも把握すればいいという感じなので、一応親もチェックしておくことが必要。
ふだんの学校の持ち物については毎日自分で準備できており、忘れ物もほとんどない様子(たぶん)。
学校の内申書の大切さを塾ですごくレクチャーされたようで、忘れ物や提出物についてはすごく気を付けている様子。
■総括
もうADHDっぽいという感じではなく、普通の男の子の一つの性格という感じに思えてきた。
小学校の時に比べて自分の予定の把握や、持ち物や提出物の管理ができるようになってきた。
ただ、めんどくさがりな性格であることと、心配症とは正反対な性格であることもあり、先の予定を把握して予定を立てるということはできていないので、そこをもう頑張ってくれないと定期テストに向けての勉強が間に合わないので、なんとか頑張って欲しい。
友達関係は年々良好になっているが、中学生になってさらに良好な関係を気付けている。
勉強も5教科はほぼ平均以上の点数を取れているし、忘れ物などないよう気を付けようという意識も持っているし、中学校の出だしとしてはよい感じだ。
※中学校になってからは日々のブログはやめました。