ADHDっぽい息子の1年生、2年生の頃の様子です。
幼稚園の頃からヤンチャがひどく周りの子に迷惑をかけてしまっていましたが、さらに周りから浮いてしまうことが多くなりました。
⇒ADHDの3大症状(不注意・多動・衝動性)についてはこちら
小学1年生、2年生時
× 入学前の春休みから学童へ行きはじめたが、上級生に目をつけられお花見時に箸でさされたり押されたり。
× 登校班では注意がそれて歩くのが遅いため班の子に嫌われ押されたり暴言を吐かれる。
× 登校時、ぬかった畑に入ってしまい抜けられなくなり班に置いていかれる。後から来た班の上級生に助けられ校長先生もかけつける。
× 登校時よその半の子に蹴るマネや傘で叩く真似をされ、車道に飛び出し車を停める。
校長から注意される。
× 下校時、教室の置き傘で3人でちゃんばらごっこをし、友達が友達の目に傘を当ててしまい一緒に親が呼び出しされた。今回は加害者にならなかったがなっていてもおかしくはなかった。
× 教室でふざけて通せん坊してきた女の子に対し、怒って足に鉛筆をさしてしまう。
× 学童で上級生にからまれることたびたび。首を絞められたり殴られたり。
トイレの中でこっそりやられたことも。
× 授業参観時、消しゴムを探し始めると引き出しの中身を全部机の上に出し始めたり立ちあがったり、周りの目を気にすることなく消しゴム探しに没頭し始めた。
× 授業参観時、順番に黒板に答えを書きに行くと、他の子は席に戻っても一人だけいつまでも黒板の前で自分の書いた答えや他の子の書いた答えを見ていた。先生は気にせず授業を進めているとそのうち戻った。
× 授業参観時、机の下や周りには物がバラバラ落ちている。机を後ろに寄せて椅子だけ前に持って集合していた際には机の上に雑巾がのっていたりした。
× 机の中身はぐちゃぐちゃ。
× 手紙を持ってこなかったり忘れ物をして帰ってくることはたびたび。
台風のお知らせを1週間後に持って帰ってきた。
× 上級生に目をつけられてからかわれるが、それに対してムキになって暴言を吐くため、どんどんからかう上級生が増えていく。ある時先生に言うと、十数人が担任に連れられ授業中に謝りにきたという。
× ケンカの時など上手く説明できず、口のうまい子が自分のいいように先生に言って悪者扱いされて終わってしまうことが多々ある。
△ 面白いことをしたりするので友達を笑わせたりするが、ちょっとしたことでケンカになることが多い。
〇 クラスで急にゴミ拾いを初めて先生にほめられる。みんなの前で称えられる。
〇 下駄箱の靴をクラス全員分キレイにそろえて並べて先生に褒められる。
〇 おもしろいことをしてクラスの子たちを笑わせる。
喜んでくれる子が多い。
〇 下級生に対して優しいので下級生には割と人気がある。
2年生の時に1年生と遊ぶことが多かった。
この時期は子供たちの中にはうちの子の行動を若干おかしいと思って先生に言う子が出てきた。
この時の担任は発達障害に詳しかったようで、「悪いところもあるけどこんないいところもあるんだよ。人それぞれだからね。」と他の子に上手くなじませてくれていた。
いいことをするとみんなの前で言って、みんなで褒めるようにしてくれた。
そのためかまだ子供たちが幼いからか、クラス内ではいじめなどはなかった。
しかし感情的になりやすいため、ちょっとしたことでのケンカは絶えない。
怪我させて謝罪の電話をすることもあり。
けれど1対1のことが多く、大勢でということはなく一時的なことがほとんど。
クラスでは大丈夫だが上級生からはからかう対象とされた。
暴力までは行かないが下校班で帰る時や廊下で会った時に悪口を言われ言い合いになる。帰ってくるといつもストレスで文句を言っていた。
担任から登校班できちんと歩けなそうなら親が送り迎えすることも考えてくださいと言われる。
障害とは言わなかったが、発達には個人差があるからその子に応じたサポートが必要と。
この1年生の時の担任の先生はとてもいい先生だった。
先生の教えは別ページで紹介。
ADHDの子の精神年齢は実年齢の2/3程度とのこと。
そのため低学年の子との方があったのかも知れない。
もともとリーダー的な存在だったため人に合わせるということに慣れていない。
小学生になると自分の意思をしっかり持っている子が増えてくるためはっきり物を言う子とはぶつかりケンカになることが多い。
自分より年下の子の方が素直についてきてくれるため居心地がよかったのかもしれない。