外に遊びに行ってた長男から電話が来た。
長男 「お母さん!自転車の鍵失くしちゃった子がいたんだけどどうしたらいい!?」
母 「いっぱい探した?」
長男 「探したけど見つからないんだよね。・・・あっ!見つかったって」
どうやら一緒に遊んでたTちゃんの自転車の鍵がなくなって探してあげてたらしい。
帰ってきてそのことについて話始めた。
長男 「聞いてよ!KとMって超ひどいんだよ!鍵をなくして困って探してるのに、Mは『そんなのいいから遊ぼうぜ』とか言っててTちゃん2回も泣いたんだよ!」
母 「それはひどいね」
長男 「Kなんか、俺が『一緒に探すのが当たり前だろ。自分がなくしたらどうするんだ。』って言ったら、『そんなのどうでもいいよ。そんな自転車捨てちゃえばいいんだよ。それでまた買ってもらえばいいじゃん!』って言ってDSするからってどっか行っちゃったんだよ」
母 「それは最低だね。しかも女の子に。」
長男 「Nはオレが『大変だよ!Tちゃんが自転車の鍵なくしちゃって!』って言ったら、『よし!じゃあみんなで探そう!』って言ってくれたんだよ。めずらしい。」
悪口を言って探してくれなかった子たちはいつもDSをやっているなんとなく冷たい感じの子たち。
長男がめずらしいと言ったNくんは、たまに長男に意地悪してくるけど、一緒に遊ぶこともあって、友達だけどケンカ仲間でもあるらしい。
だけど、そういう時に一緒に探してくれるんならいい子なんだろうな。
母 「(長男)がそういう時に助けてあげられる優しい子でよかった。お母さんうれしいよ(^^)」
長男 「そういえば、オレ大きい子たちにいじめられなくなったよ!小6の人と下校の時にアメリカンボーイって言ってきてた今中1の人がカードバトルやってる時に来たんだけど、『おっ!すごいの持ってるな!頑張れ!勝っちゃえ!』って応援してくれたんだよ」
母 「そうなんだ。よかったね。中学生にもなって小学生をいじめてたらおかしいからねえ」
中学生にもなると小学生時代からかってきていた子たちもしなくなるらしい。
まあ1学期に、まだ絡んできた中学生もいたけど、最近は学校でも上級生と仲いいし、いい感じだ。
人の気持ちを考えられなくて自分勝手な長男だけど、正義感は強いから困っている人を助けることはできるんだよね。
遊びたい気持ちが上になってたら分からないけど、そういうのを探して助けてあげることが好きだから、率先してするんだろうな。
人を助けることに満足感を覚える感じで。
今日はいいことしたね。