学童にお迎えに行くと、
長男 「今日すごい悪いことしちゃった。油性ペンで書こうとしたから、Tシャツに鉛筆でバッて書いちゃって。俺がかいちゃったからオレが悪い。」
母 「何?相手の子は油性ペンで本当に付けようとしたわけ?」
長男 「手に書かれそうだったからつかんでペンを投げて鉛筆で書いちゃた 」
母 「なんでペンで書いて来ようとしたわけ?」
長男 「授業中にオレが大きな声でしゃべってたからうるさくてイライラしてたみたい。 」
母 「実際書かれたりしたことあるの? 」
長男 「3回くらいドリルに書かれた」
母 「それはふざけてるの?嫌ではない感じなの?」
長男 「嫌だけど半分ふざけた感じ」
長男の話によると、ふだんからその子がふざけて鉛筆で書いてきたりするから「やめろ!」というが、それでもやってくるという。
それで今回油性ペンだったということもありやり返してしまったと。
それを聞いた時、ふざけてる感じもあったようだし、お互いさまなんじゃないかと思った。
でも、先生の話を聞いたら違っていた。
帰ってきたら先生から電話があった。
先生 「本人から話を聞いていますか?」
説明をすると、
先生 「だいたいあってますね。でも実は(長男)くんがかなりちょっかい出してまして。ず~っと見ていたのですが、(長男)くんはその子のことが好きみたいで、かまって欲しくてやってるんですが、最初の頃はその子もそんな嫌がってはいなかったけれどあまりにしつこくするので最近は嫌がっているようで。でも(長男)くんはそのことに気が付かない感じで。」
先生の話によると、一番前の席の男の子に対して後ろの席の長男がつっついたりごみを投げたり椅子を蹴ってみたりちょっかいを出しているとのこと。
抱き着いたり(羽交い絞めのような)する時もあって、長男は悪気がなくふざけているつもりなのだけれど、相手は嫌がっていると。
相手は大人しい子なので言えない感じだと。
空気が読めない長男は相手が怒ったり、あからさまに嫌がったりしないと全く気が付かない。
人の気持ちが分からないのだ。
先生は、服に書いてしまったことよりもそういうところを心配して電話をしてきてくれた。
相手の子も、長男が悪気がないのは分かっているようで、服を汚してしまったことを謝ると、すぐにいいよと言ってくれたとのこと。
けれども、普段の様子を見ていた先生が、
「これで終わりでいいの?他に嫌なことがあったり言いたいことがあったりするんじゃない?」
と聞くと、わ~っと泣き出したと言う。
言えなかったけどいろいろやられていたのが嫌だったと。
先生が言うには、その時の長男ははっとした顔をして、そのあとすごく深刻な顔をしていたので分かったと思うと言っていた。
そして素直に謝ったと。
私と話している時に、
「その子が嫌がっていたんだってどうして分かった?」
と聞くと、
「先生が聞いたら急に泣き出したから、がまんしてたんだなと思って・・・」
とちゃんとわかっていた。
でもやはりやっている時は全く気が付かなかったと言う。
人の気持ちを察することが苦手過ぎる。
2年生の時にも同じようなことがあった。
何度も何度も言っても、この辺は本当に難しい。
どうしたら人の気持ちを感じ取れるようになるのだろう。
その子とはちゃんと和解していて、相手の子にも今度から言いたいことがあったら言おうね、これは勉強だねと話をしたと。
そして鉛筆で書いてしまったのを長男と先生で消しゴムで消したと。
あとは洗えば消えそうとのこと。
相手のお母さんにも同じように説明をして、お互い謝ってお互いに勉強だねって話をしたと言ったら分かってくれて、大丈夫だったと。
汚してしまったのも困ったことだが、相手が嫌がって泣くほど我慢しているのに気が付かないというのはもっと困ったことだ。
けれども先生の話はこれだけではなかった・・・。
最近とても落ち着きがない状態で、授業中もしゃべったりしているとのこと。
しかも一人で・・・。
とても落ち込む話・・・
長くなったので次の記事(落ち着きがない、お口の多動?机の周りが汚い・・・先生から電話がきた)で。