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落ち着きがない、お口の多動?机の周りが汚い・・・先生から電話がきた

前の記事(人の気持ちが分からない、嫌がっているのが分からない・・先生から電話がきた)の続き。

人の気持ちが分からないということに引き続き、ショックなことを言われた。

先生  「最近とても落ち着きがなくて、ふわふわしているというか・・・授業中に喋ったりしていて」

母 「一人でしゃべってるんですか?隣の子ととか?」

先生 「一人でしゃべってますね。あとは誰かがしゃべってる声が聞こえるとそれに入っていったり・・・」

授業中に独り言って何をしゃべっているのか本人に聞いてみた。

母 「先生が一人でしゃべってたりしてますって言ってたんだけど何言ってるの?」

長男 「え~?一人でしゃべってるかなあ。一人ではしゃべってないと思うけど。 」

母 「『あ~分かんない~!』とか言ってない? 」

長男  「それ言った!」

母 「『お腹空いた~』とかは?」

長男 「あっ、それも言った!『腹減った~!!!』って」

そのほかにも、「つかれた~」とか、「早く休み時間になんないかなあ」とか、思っていることが言葉になって口から出てしまう様子。

そこで疑問に思うことが一つ。

母 「先生が何か説明してしゃべっている時にいきなり言うの?それとも『じゃあこれをやって』とかって言われてノートを書いたり何かしたりするときにしゃべるの? 」

長男 「何かやらなきゃいけない時だね」

さすがに先生が説明しているような時はいきなり大きな声で独り言言ったりはしないらしい。

やってたら超授業妨害だ。

ノートを書いたり、何か課題をやったりして、シ~ンとなっている時にわりと大き目の声で独り言を言うらしい。

他にもぼそっと言う子はいるが、小さい声でだねと言っていたので、自分の声は大きいと認識しているようだ。

母 「そういう時は先生注意するの?」

長男 「『(長男)くん、静かにして』と言われる」

母 「でも一回言ったくらいで静かにしてとは言わないでしょ?何回もいうわけ?」

長男 「うん。腹減った~腹減った~腹減った~とかって」

母 「それは注意されるね。うるさいし。毎日注意されてるわけ?」

長男 「うん、一日5回くらい。2回の時もあるけど」

先生は大変だ・・・ それは腹立つだろうなあ。

でもそんな長男を心配して電話してきてくれている。

なんてできた先生なのだろう。

3年の時の担任は、そんな長男を問題児扱いしていたのに。

私が教師だとしても厄介な子だなと思ってしまいそうなのに。

でも先生の話によると、ストレスでいらいらしてとかではなく、エネルギーが有り余っていて落ち着かないような感じとのこと。

ストレスでというよりかはいいが、どちらにしてもいきなり大きな独り言を言っていたらおかしい子と思われてしまう・・・。

先生は、最近家ではどうですか?とか心配している。

エネルギーを発散するために外で元気に遊ばせたりした方がいいと。

こないだまで外で遊ばせてたけど、トラブルを起こして外出禁止にしたばかり。

禁止にする前から落ち着きがなかったようだが、これでさらに外出禁止ってのはよくないかなあ。

これはお口の多動なのだろうか?

家では以前からものすごくマシンガントーク。

最近になってさらにひどくなったと言えないほど昔からマシンガントークなので、その辺の変化は分からないが、学校で黙っていなきゃいけない時にも黙ってられないとなると障害なのだろうか・・・。

すごく心配になる・・・。

でも話はこれだけではなかった。

先生 「最近机の周りがとても汚くて、忘れ物も多くて・・・ないものが多いんですよね」

母 「忘れ物ですか?置き忘れてないかみたりしてるんですけどねえ。どんなものですか?」

先生 「多すぎてどれとは言いにくいのですが。持ってきていても机の中に入っているのを見つけられなくてあとから『あった~!』っていったり・・・」

長男は忘れ物をすることも多いが、できるだけ置き忘れてないか見ているので教科書・ノートに関してはあまり忘れていないような気がする。

だけど、引き出しの中が汚すぎて何かを出せと言っても見つからないらしく、『ない!』ということになるらしい。

引き出しの中もぐちゃぐちゃだけど、ランドセルを入れるロッカーも汚くて、無理やり突っ込むものだから入らなくてランドセルが床に落ちているとのこと。

いつかの授業参観の時の悪夢だ・・・。

親が立つ教室の後ろの部分に一つだけランドセルが転がっているという・・・。

さんざん注意したのに、またランドセルを落としているのか・・・。

机の周りの床も汚いとのこと。

一応注意はするけれど、今はもう机の汚さよりも、宿題を出す、ないものを探す、授業中は静かにするなど他のことをできるように声掛けをしているとのこと。

あまりにもひどすぎて、すべてを注意しすぎると怒ってばっかになってしまうから優先順位をつけてある程度は目をつぶっているようだ・・・。

本人とゆっくり話をした。

母 「他の子が急に『お腹空いた~』とかって大きな声出したらどう思う?」

長男 「おかしと思う(苦笑)」

母  「そのおかしいことをやってるんだからね?なんで独り言言っちゃうの?しゃべりたくなっちゃうの?」

長男 「うん、なんか言いたくなっちゃう」

母 「言いたくなっても、言っちゃいけない時に言ったら迷惑だよ?それに、言っちゃいけない時じゃなくても、独り言でブツブツ言ってるとおかしい人って思われるよ?そのへんを歩いてる人が独り言をブツブツ言ってたら変だと思わない?」

長男 「思う」

母 「危ないおかしい人だって思うでしょ?」

長男 「うん。 」

母 「気を付けた方がいいよ」

一応納得はしている様子。

でも無意識に言っている感じがあるので、最初の一言は止められないかも。

まずは一回言っても、ハッと気づいてそれ以上繰り返さないようにできたらいいと思う。

親が話を聞いてあげたりないのかなあ?

十分聞いている気はするのだが・・・。

先生は、

「落ち着いてるなと思っても、波があるものですから今はそういう時なのかもしれませんね。様子を見て行きましょう。私がちゃんとするようにって感じで言ってしまったのにこういうのもなんですが、あまり細かくは言い過ぎないようにして、発散させてあげるほうがよさそうですね。」

と言った。

せっかく暴力もなくなって落ち着きもでてきたと思ってたのに、落ち着きのなさと整理整頓や忘れ物などがまた悪化した感じだ。

なかなか一筋縄では行かないもんなんだなあ。

でも衝動的な暴力に関しては、低学年のころと比べたら全然ないし、少しずつでも他のこともよくなることを期待しよう。

厳しくしないとよけいにだらしなくなると思って厳しくしていたが、少し厳しさをゆるめるかな・・・。

電話の最後に、前々から気になっていた、あまり使わなそうな教科書で、置きっぱなしになっているものについて聞いてみた。

母 「地図帳は使わないって言うんですけど、社会の授業の時持って行かなくていいんですか? 」

先生 「地図帳はいつでも使えるように引き出しに入れておくことになってるんですねえ(笑)」

母 「書写とか体育の教科書は?」

先生 「それはこちらでお預かりしてまとめて置いているところがあるんですよ。配ると毎回そのまま持って帰っちゃうんですよね。休み時間になると引き出しに入れてさっと出て行ってしまって。それで次使う時になると「俺のがない」ってなるんですよね 」

母 「置いておくはずなんですね(苦笑)。図画工作とみんなのうたは ・・・」

先生 「図画工作もこちらで預かっていて、みんなのうたは音楽の手提げ袋に入れておくやつですねえw」

全部家に置いてあった。

持って帰る物とか置いておくものの管理もできていない。

たぶん先生の話を聞いていない。。

休み時間になったら遊びに行くことした頭にないため、授業が終わった後に教科書をもとの置き場に戻すという頭がないのだろう。

やっぱりたまに先生と情報交換しないとダメだ・・・。