先日1階に置いていた長男の机を二階の子供部屋に持って行った。
弟君が4月から1年生になって学習デスクを二階に置くのでこの機会にと。
でもい4年生になってもまだ学校の準備がちゃんとできない長男。
宿題が終わったので学校の準備はあとでということで児童館に行かせてあげた。
最近しっかり宿題などもやっていたので、戻ってきたらすぐ学校の準備をするというのを信じてそういう約束で。
長男 「ただいま」
母 「おかえり 」
宿題は終わっていてあとは母が丸付けして音読を聞くだけなので、二階に上がってもすぐ降りてくると思っていた。
が、25分経っても降りてこない・・・。
母 「ねえ!何やってるの? 」
長男 「えっ?ああ、ぼうっとしてた 」
母 「ぼうっとしてたじゃないでしょ!帰ってきたらすぐ準備できるっていうから先に遊びに行かせてあげてるんでしょ!ちゃんとして!」
しばらくして、明日の遠足のリュックとしおりを下に置きに来た。
母 「準備終わったの?」
長男 「うん」
持ち物を入れたらしおりにチェックマークを入れるようになっているのに、さっき渡した酔い止めや雨具や敷物、ティッシュにまだチェックがついていない。
母 「ねえ、持ち物全部入れたの?全部ついてないんだけど 」
長男 「入れたよ。あれ?ああ、忘れてた 。カッパがどこにあるか分からない」
母 「分からなかったら準備しなくていいわけ?ちゃんとしなさいよ!薬はさっき渡したばかりでしょ!」
長男 「敷物ないんだけど~ どこかなあ」
全然一人では準備できない長男。
イライラして「ちゃんとして!」と何度も言ってしまう。
二階に上がってみると弟がオモチャを出してテレビも付けていた。
母 「なんでテレビついてるのにオモチャも出てるの?どっちをしてるわけ?」
弟君 「オモチャで遊んでる。兄ちゃんがテレビ付けてみてって言ったから付けた」
母 「はあ?ちょっと(長男)!兄ちゃんがテレビ付けてみてって言ったっていうんだけどどういうこと?」
長男 「ああ、新しいビデオがとれてたからみたらいいかなと思って」
母 「見たいと思ってるのはあんたでしょ?弟はオモチャで遊んでてあんたは学校の準備しなきゃいけないのに、なんでテレビつけさせてるわけ?あんたはテレビ観る時には時間をかいてからじゃないとダメなことになってるでしょ!」
弟は幼稚園生なのでなんとなくテレビを見せたりテレビを観ながら絵を描いたりしているけれど、長男にはきちんと時間を決めて、ノートに書かせて、タイマーをセットさせてテレビを観させている。
そのため自分でつけるわけにはいかないので「テレビ付けてみて」とかって弟を利用してテレビをつけて、準備も終わってないのにみようとしていた。
最悪だ。
長男 「お風呂入ってくる! 」
母 「洗濯はずしたの?」
長男 「あっ!忘れてた 」
洗濯物を外して畳むのは子供たちの仕事になっている。
洗濯物を畳に行ったはいいがしばらくしても降りてこないのでリビングのドアを開けると、二階から長男のいじわるっぽい声が聞こえてきた。
階段を上ってそこでしばらく聞いていると、
長男 「これウンコがついてるやつだ!」
弟 「やめて!投げないで」
長男 「えぇ?ほんとについてると思ってるわけ(笑)?」
長男 「つばつけたから!」
弟 「だからやめてっていってるでしょ! 」
長男 「早く畳んで!」
その後もなんか笑いながらいじわるっぽいことを言っては弟が「やめて」と言って泣きそうな声をだしている。
長男 「これは~い!これもは~い!」
弟 「投げないでってば。これどうやって畳むの?難しい。」
長男 「適当でいいよ」
その後も5、6回弟君の「やめて!」が聞こえてきたのでついにブチきれて怒りに行った。
母 「あんた何回嫌がらせしてるわけ?『やめて!』が何度も聞こえてきたよ!ずっと聞いてたんだからね<`ヘ´>」
久しぶりに長男にげんこつをした。
あまりに頭にきて3、4回グーで頭を殴ると泣いた。
手を上げないようにしていたけど、ひどすぎる。
以前から弟に嫌がらせをして楽しんでいたから何度も注意していた。
それでもやめられない。
特に親に怒られたあととかに憂さ晴らしする感じでするのかも?
母 「今弟に言ってたことをお母さんに向かって全部言ってごらん」
長男 「覚えてない 」
母 「(弟君)、兄ちゃんに何言われたか言ってみて 」
弟君 「『ツバ付けたよ』って言ってきた。やめてって言ったら『そんなこと本気にしてるわけ?』って言って。 」
母 「ほら、やった方は覚えてなくてもやられた方はちゃんと覚えてるよ?嫌だってことだよ」
長男 「うん」
弟君 「あと、『畳み方がおかしいから俺のは畳まなくていいから 』って言った」
母 「はあ?どうやって畳むの?って弟が聞いた時に『適当でいいよ』って言ってたくせに、畳み方がおかしいから自分のは畳まないでって言ったわけ?おかしいでしょ。誰の服畳んでたの?」
長男 「お父さんの・・・ 」
母 「じゃあお父さんの服は適当にぐちゃぐちゃにしておいていいってこと?お父さんに言うからね」
なんて自分勝手な子だろう。
自分のも同じく適当にするならまだしも、自分のは汚く畳まれると嫌だから畳まなくていいとかいうなんてありえない。
せっかく弟が綺麗に畳もうと思ってお兄ちゃんに畳み方を聞いているのに、お兄ちゃんがいい加減だと悪影響だ。
母 「なんで嫌がらせするわけ?泣きそうになってて、泣かないでよ?とか言ってそれでも言い続けてたよね?嫌がってるの分からないの? 」
長男 「分かる・・・」
母 「じゃあなんでするわけ?」
長男 「・・・わかんない」
母 「分からないわけないでしょ!自分にとって嫌なことだったらしないでしょ?何か自分にとっていいからするわけでしょ?自分のことなんだからなんでそういうことをしちゃうのかよく考えてこたえて!」
長男 「・・・」
きっとおちょくるのが楽しくてやっているんだと思う。
いつもはなかなか言わないとこちらから「楽しいからやっちゃうんでしょ?自分が楽しいからって人の嫌がることしちゃだめだよね」と言うのだが、今回は自分で自分のしたことをはっきり言わせるためにしばらく長男が口を開くまで黙っていた。
スマホをいじったりパソコンをしたりしながら待つこと十数分。
やっと口を開いた。
長男 「ちょっと楽しくてやった」
母 「そうだよね?嫌がらせすると自分が楽しい気分だからやったんだよね?じゃあもし誰かが、自分が楽しいからって(長男)に嫌がらせしてきたらどう思う?なんどもからかわれたり嫌がらせされてるから分かるよね?」
長男 「うん。嫌な気分」
母 「こんなに時間かけなくても分かるよね? 分かってたけど言いずらかったんでしょ?」
長男 「うん 」
母 「なんで言いずらいと思う? 」
長男 「悪いことだから 」
母 「そうだよね。いいずらいようなひどいことだよね。だから言えなかったんだよね。そんなに悪いと思ったことだったらもうしないでね」
長男 「うん・・・ 」
自分の口から楽しいから嫌がらせしたと言うのが心苦しかったのか涙ぐんでいた。
今までと違って今回はとことん説教した。
お兄ちゃんに嫌がらせされ続けていたら、弟がストレスでおかしくなってしまうということ。
お母さんだっていつも怒ってばかりいたらストレスで疲れて病気になっちゃうということ。
うっかり何かをやり忘れたとかは別だけど、わざと嫌がらせして家族にストレスを与えるようなことをするなら部屋に閉じ込めるか家から追い出すよ、みんなと生活するなら相手の気持ちを考えなきゃだめだと言うこと。
それにお母さんのいないところでこそこそ嫌がらせとかして人に迷惑かけてるなら一人で外に行かせられないよということ。
一応反省してるようには見えるけど今後どうなんだか・・・。
さんざん自分も上級生にやられて怒ってたからやられた方の気持ちが分かっていると思うのだけれど・・・。
来年弟君が一緒の登校班で行って、学童でも一緒になるのにかなり心配だ・・・。
明日の遠足楽しめるといいなあ。
山でグループごとにオリエンテーリングをするらしい。
ふざけ過ぎて斜面を落ちたりしなければいいけれど(-_-メ)
絶対ふざけて押したりしちゃだめだよと念を押しておいた。