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お兄ちゃんの真似をする弟 いいことも真似をした

自分のことは棚に上げてやたらと弟の注意する長男。

長男 「口!くちゃくちゃ食べない!」「トイレのあとちゃんと手洗った?」 「歯磨き終わるの早すぎない?」「変なチーズの食べ方しない!」

いつも母が言っているようなことを言うんだろうけど、自分だってできていない。

スライスチーズなんて、目、鼻、口を付けるように真ん中あたりをかじって穴をあけて「みてみて!顔!」とか言っていたりした。

それをしばらくして弟がしたら注意するという・・・。

歯磨きだって自分もすごい適当でちゃんとやらないから、タイマーをかけてそれが終わるまでは終わっちゃいけないことにしている。

くちゃくちゃ食べるのだって長男の方がはるかにひどくて、いつも注意している。

危ないこととかで、ほんとに注意した方がいいことであればいいけど、「あんたがいうな!」っていうような大したことじゃないことを偉そうに言うもんだから、聞いているこっちもイライラする。

弟はどう思っているかは分からないが、最近弟もお兄ちゃんに似てきた。

長男が弟に言うように、けっこう細かいことをお兄ちゃんに対して注意する。

そしてそれが気にくわない長男はまた弟に注意するので、お互い相手の欠点を見つけては注意しあっている感じなり、すごく不愉快だ。

母 「あんたがいつも細かいことでやたら注意するから弟にも言われちゃうんだよ。あまり細かく言われるの嫌でしょ?」

以前から長男にはこんな風に注意していた。

でも昨日は違った。

注文していたコロコロコミックが一つ届いた。

ご褒美制のご褒美としてそれぞれ予約注文していたやつ。

でももう一店舗で注文した方が来ていなかった。

長男 「それコロコロコミック?」

母 「うん。まだ一つしか来てないけど」

長男 「やったー!ハイ!じゃあこれ(おはじき70個)で」

コツコツためたポイントのおはじき70個でコロコロコミックか絵本などと交換できることになっている。

母  「まだ一個しか来てないって言ってるでしょ。弟の分がないのになんであんたが先もらおうとしてるの」

長男  「そうか」

その後宿題が終わってもお風呂入ってもまだ来なかった。

長男 「弟に先あげていいよ」

母 「えっ?まだ来てないけどいいの?」

長男  「うんいいよ」

早く見たいから先に弟に渡させて一緒にみるつもりなのかな。

長男 「でも何が入ってたとか言わないでね! 自分で見て楽しみたいから」

早く付録がみたいから弟にあげさせたわけではなかったようだ。

最近弟にゆずることが多い。

何か選ぶときも

「弟が先選んでいいよ」

ということがよくある。

母 「やさしいじゃん」

夕飯の時間、

母 「オムレツとスクランブルエッグどっちがいい? 」

長男 「オムレツ」

弟  「スクランブルエッグ 」

母 「じゃあ二人でじゃんけんして勝った方にするから」

長男  「出さなきゃ負けよ、じゃんけんポイ!」

弟が勝った。

長男  「えーーーー!オムレツ食べたかったのに。最近食べてないし 」

弟  「お兄ちゃんの好きなのでいいよ。いつも僕に譲ってくれるから」

長男  「いいの?ほんとに?やったー!」

弟がお兄ちゃんのいいところを真似した。

子は親の鏡というが、弟も兄の鏡だ。

弟っていうのはいいことも悪いこともそのまんまお兄ちゃんの真似をするようだ。

人に厳しくすると自分もされるし、人にやさしくすると自分も優しくしてもらえるってことが分かったかな?

最近はだいぶお兄ちゃんらしくなった長男。

今日学童で褒められた。

先生 「今日、ドッチボールしてたんですけど、2年生の子が『俺は下手だからいい 』って言ったら、『俺のチームには君が必要だから入ってよ!力を貸して。気にしなくて大丈夫だよ』って言って誘ってくれたんですよ。それで一緒にやって。お兄ちゃんのなりましたね~ 」

その子は昔の長男そっくりな喜怒哀楽の激しい自分勝手なタイプの子。

すぐすねたりするらしいし、すぐに手がでる。

たまに長男もイラッとして文句を言っていたこともあった。

でも下級生、上手く誘ってあげて仲間に入れてあげたようだ。

帰りの車で聞いてみた。

母 「先生褒めてたよ」

長男 「何を?」

母  「〇〇くんがドッチボールやらなくていいって言ってたのを誘ってあげたんだって?」

長男 「ああ、うん。」

母 「あまりうまくないんでしょ?なんで誘ってあげたの?」

長男 「相手チームの子たちが『うわ~〇〇きたよ、入れたくないな』とか言って入ってくるの嫌がってたから」

母 「本人の前で言ったわけ?だって、やらないって言ってたんでしょ?」

長男 「小さい声で言ってたけど。入りたそうにこっちにきてて。」

母 「それで誘ってあげたわけ?」

長男 「うん。大勢でやった方が楽しいし、入りたそうだったから」

入りたそうにしてたけど素直なタイプじゃない子なので入れてとも言えなくて、しかも相手チームの子は嫌がってたから自分の方に誘ってあげたとのこと。

しかも僕のチームに必要だからと誘うなんて驚きだ。

もともと下級生には優しかったけど、自分に不利になるようなことはしたがらなかったのに、どうした長男?

ずいぶんお兄さんっぽいじゃないか!

4年生の一年間でずいぶん成長した。

何かトラブルがあった時も、先生が遠目にみて成長を見守ってくれていたからか?

成長させたいのですぐに手を貸さないで、自分たちで考えさせて行動させていますと先生は言っていた。

そして助けを求めに来た時にはしっかり話を聞いてくれていた。

クラスが落ち着いていたから本人も落ち着いたし、冷静な対応ができるようになった感じがする。

昨日も、

「腹立って殴りたかったけど、殴らないで先生の所に言いに行けたよ!」

と言っていた。

グループで新聞作りをするのに、何回言ってもどっかに行ってしまってやってくれない子がいたらしい。

すると先生がしっかり対応して、その子もしぶしぶやってくれるようになったと。

先生のこういう対応も大事なんだと思う。

安心感があると落ち着いた行動がとれるのかな。

このまま5年生になっても落ち着いて生活できるといいなあ。

でもテストが分からなくてイライラしたからって、こうやってぐちゃぐちゃ書いたり落書きするのはやめようね(^^;)

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