最近チャイムを鳴らして逃げるピンポンダッシュをやられることがある。
先日も長男が帰ってきて少しすると、ピンポーンと鳴って、長男に見に行かせたが誰もいなかった。
今朝突然、
長男 「ピンポンダッシュしてるのHたちかも知れない!こないだやってたから『あの子たちがやってたって言った』。だから先生が注意すると思うよ。」
母 「言ったって誰に言ったの?」
長男 「家の人が出てきたからその人に言った」
母 「なんで?疑われたの?」
長男 「ううん。疑われてないけど教えてあげた。」
母 「教えたことはHくんたちは知ってるの?」
長男 「うん、知ってると思う。後ろちらちら見ながら逃げてたから」
母 「ピンポンするのは悪いことだけど、あなたがわざわざ告げ口することじゃないでしょ。そういうことすると嫌われていじめられるよ?あなただって、音楽室の壁を蹴ったのを担任に告げ口されてムカついてたでしょ?」
長男 「うん。でももう仲悪いし。」
母 「じゃあもっと仲悪くなっていいってこと?わざわざ嫌わることすることないでしょ。いじめられるよ?」
正義感の強い長男。
そして敵が多い。
でも自分も悪いことを平気でするくせに人のことを注意したり告げ口するから嫌われる。
そんなことしたら相手が自分に対してどう思うかとか分からないかなあ。
話を聞いていてもイライラする。
自分のことは棚にあげて人のことを悪く言っていることが多い。
「お前にだけは言われたくないだろっ!」って言いたくなる・・・。
今日のおやつの時間、お菓子を食べ終わったあとに半分にポッキンと折って食べるアイスを弟と半分にして食べさせた。
先にお菓子を食べ終わった長男。
長男 「アイス食べていい!?」
母 「弟と相談しな」
長男 「(弟に)もう折っていい?」
弟 「・・・まだ口に入ってる」
長男 「(母に)もう折っておいてもいい?」
弟はまだ口に物が入っているし、お皿にもおやつが残っていて食べている。
弟はまだ食べていることを伝えているのに、早く食べたりから親にもう折っていいか聞いてくる長男。
母 「はあ!?今弟がなんて言った?なんでお母さんに聞くの?意味わかんないんだけど。」
長男 「折って置いておいてもいいかなと思って」
母 「アイスなのに折っておいといていいと思ってるの?溶けて流れてもいいってこと?自分だったら溶けてもいいの?」
長男 「おれはやだけど」
母 「あんたが嫌なら弟だって嫌に決まってるでしょ!っていうか誰だってアイスが溶けていいわけないでしょ!なんで母に聞いたの?弟が言ったの分からなかった?」
長男 「返事しなかった」
母 「返事してたでしょ。口に入ってるって言ってたでしょ」
長男 「口に入ってるしか言わないから分からなかった」
母 「口に入ってるってことはまだ食べてるってことでしょ。もっと分かりやすく聞かないから中途半端な返事が返ってくるんでしょ。分からなかったらもっと聞けばいいでしょ!二人で食べることなのになんで親に聞くわけ!?お母さんがいいっていったら、弟がまだ食べ終わってなくてアイスが溶けてもいいと思ってるわけ?」
長男 「そういうわけじゃないけど」
母 「そういう意味でしょ?自分が早く食べたいからとりあえずお母さんに聞いてみて、いいって言ったら弟のことは無視して食べようってことでしょ!自分のことしか考えてないね!」
自分のことしか考えていない長男。
食べたいと思うと我慢できない。
今冷凍庫から出して折っておいといたら弟がお菓子を食べ終わる前にアイスが溶けてしまうということまで考えずに自分が今したいことをしようとする。
学校でもこんな感じで人に気持ちは無視して自分のやりたいようにやろうとするのだろう。
これじゃ嫌われるよ。
言えば反発することなく聞き入れる感じではあるけど、言わないと分からない。
どうにかならないものだろうか・・・。
子供はみんなこんなもんなのかなあ。