今日からドッチボール大会の練習が始まり朝からでかけていた。
帰ってくると公園に遊びに行き、昼に帰ってきた。
長男 「ごみ拾い手伝ったからお菓子もらった~!」
母 「よかったねえ。手伝ったんだ」
そういえば今日はごみゼロ運動の日。
親はいかなかったけど子供は参加したらしい。
しばらくするとピンポ~ンとチャイムが鳴った。
モニターに子供が移っていたので長男が出ると、なんかもめてる声が聞こえてきた。
しばらく少し開いた窓に耳を傾けて聞いていたが、なんかケンカっぽい様子。
見に行くと自転車に乗った男の子が三人いた。
聞くと3人とも3年生で年下だ。
母 「どうしたの?」
長男 「砂場で山作ってて穴掘ってるのにやめろよって手を引っ張ったから山が崩れて、そしたら砂投げてきたり自転車蹴ったりしてきた」
3年生 「はあ?手ひっぱってないし!そっちが先に砂投げてきたんじゃん!」
詳しく聞いてみると、どうやら三人で仲良く砂の山を作っていて、三年生たちがトンネル掘りたいっていうからトンネルを掘って、特に長男がシャベルで一番頑張って掘ってあげたらしい。
そのあと長男は上に向かっても穴を掘りたいと言ったけれどみんなが嫌がって、でもさっきは三年生たちのいうこと聞いてあげたんだから今度は自分の意見も聞いてくれてもいいんじゃないかということで勝手に掘り出したらしい。
それを止めようと手を抑えたりしたみたいで、そしたら山が崩れた様子。
どっちからかは分からないが、砂のかけ合いになり、3年生の子は枝を投げたり自転車を蹴ったりする子もいて、
「もう帰れ!」
と言われたりしたから、帰ったらしい。
でも、帰れとは言ったものの気が収まらない3年生たちが文句言いにきた様子。
母 「いくら先に3年生のいうこと聞いたあげたからと言って、4人中3人が嫌がってるのに勝手に上に向かって穴を掘るのはどう思う?」
長男 「おかしいと思う」
母 「そうだよね。しかも相手は3年生なのに、年下の中で4年生の子がえばってたらおかしいでしょ。だったら謝らないと。」
長男 「むこうも砂投げてきたりしたし」
母 「じゃあお互い謝るのでどうかな?お互い砂かけあったのはいけないし」
長男・3年生 「うん・・・」
母 「じゃあ、お兄さんの長男君から謝ろう」
長男 「砂かけてごめんね」
3年生 「砂かけてごめん」
母 「じゃあこれでいいかな?」
長男 「自転車も蹴ったし!」
母 「もう悪いことしたって謝ったんだからいいでしょ!あんただって他にしてるでしょ?あれもこれもって言ってたらきりがないから 」
長男 「わかった」
母 「(3年生たちに)また一緒に遊んでね♪」
家の中に入ると、
長男 「今日の(長男)が悪かったね」
母 「おっ?えらいじゃん。わかってるんだね。」
長男 「うん。でも砂かけてきたからむかついちゃって。これ以上いると殴っちゃいそうだったから帰ってきた」
母 「そっか。殴らなかったのはえらかったね。ちゃんと悪いことしたってわかってるしね。一度言い合い始めると謝りにくいよね」
長男 「うん、あいつらの前では言いたくなかった。」
母 「まあそういう時は学校なら先生が間に入って話してくれるからね。でも(長男)の方が年上だからそういう時は先に謝らないといつまでたっても終わらないよ」
長男 「うん」
自分勝手にして相手を怒らせて、それに対して逆切れをしてしまったものの、殴ったり蹴ったり暴力をふるうことなく気持ちを抑えて帰ってこれた。
そして親が言うと素直に謝ることができた。
えらかったね。
周りの意見を無視して穴を掘りだしてしまったのはよくないけれど、そのあとの対応はよかった。
長男に完璧を求めるのはまだ無理。
とりあえずこれだけできれば上出来だ。
帰ってきたときも普通にしてたし、カリカリ怒ってたりしなくて笑顔だった。
おそらく自分が悪かったと分かっていたからカリカリもしてなかったし、親にも愚痴を言わなかったのだろう。
次は仲良く遊べるといいね!